共生社会というのは理想論だと思っていた。この記事に出会うまでは。私は特別支援学校の小学部で障害児の支援を主な仕事としている。小学校には通常学校と支援学校がある。さらに通常学校内には通常学級や通級、支援学級と区別された仕組みがあり、障害を持った子を両親が通常学級に入れたいと思っても、担任への負担やほかの保護者の理解が得られるかを考えて、ちゅうちょするのが現実だ。しかし一人で課題を抱えるよりもチームで協力し、できる人ができることをひとつひとつ実行すればいいのだ。
この記事では、校長が学校や地域にボランティア募集を呼び掛けたところ予想を上回る人数が集まったそうで、世の中捨てたものじゃない、そう思えたHAPPYな記事だ。
校長の英断もそうだが、トップが決断し周りと協力する仕組みを作れば共生社会は実現する。
4月から教員になるが、「チームゆうき」をこれからも温かく見守るとともに、このムーブメントを推進し各地に広がることを願う。