これまでの企画展

2010年

すごいぞ!新聞紙!「新聞紙で工作しよう」コンテスト作品展

会期 12月1日(水)~23日(木・祝)
会場 日本新聞博物館 2階・無料ゾーン

大きくて、軽くて、薄いのに丈夫で、結構カラフル。新聞紙の特性を存分に活かして生み出されたアート作品をご紹介します。
展示作品は、今年の夏、朝日新聞名古屋本社などが開催した「新聞紙で工作しよう」コンテストの入選作です。「小学生以下の部」「中学生以上・一般の部」あわせて59点の作品が寄せられ、最優秀賞2点、優秀賞4点、入賞13点 が選ばれました。
世界中のニュースを読者に伝えた後、四角い紙面が楽しく変身した姿をお楽しみください。

〔小学生以下の部〕 最優秀賞
「ゆでてないタコ」 金児 春暁
〔中学生以上・一般の部〕 最優秀賞
「暑い ニャーア」 白木 結衣薫

社団法人 日本写真家協会 創立60周年 記念写真展
「おんな」―立ち止まらない女性たち

会期 11月13日(土)~12月26日(日)
主催 社団法人日本写真家協会、朝日新聞社、日本新聞博物館
協賛 キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社ニコン/株式会社ニコンイメージングジャパン/富士フイルム株式会社/オリンパスイメージング株式会社/エプソン販売株式会社/株式会社リコー/日本写真家協会賛助会員各社/特別協賛会社 他
協力 株式会社資生堂
認定 社団法人企業メセナ協議会
後援 文化庁、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
会場 2階企画展示室

戦後65年となる今年2010年、日本写真家協会は創立60周年を迎えます。その記念写真展「おんな―立ち止まらない女性たち」では、終戦から現在に至るまでの日本の女性たちにスポットをあて、その歴史を辿ります。
敗戦後の困窮の中で日本の家族を支えたのは、まさにお母さんたちの「生きる力」でした。さらに女性たちは、世界中が驚くほど目覚ましい日本の復興と発展に、大きく貢献しました。またその力は、高度成長とその担い手を支え、近年は世界を舞台に多くの日本人女性が様々な分野で素晴らしい活躍をしています。その後日本の社会は成熟期を迎え、停滞と混沌の様相を見せていますが、女性たちはこの「生きる力」を原動力に、その個性と能力を発揮して、この国のさらなる発展に寄与することでしょう。
今回の企画展は、写真の持つ「記録」と「表現」という特性を生かして、戦後の日本の歴史をふりかえり、日本社会の再建の一翼を担ってきた女性たちの行動の神髄に迫ります。

木村 伊兵衛「農村の娘」
=1953年(秋田)
常盤 とよ子「ホテル街 若葉町」
=1955年(神奈川)
講演会
「私のデビュー時代―底辺に生きる女性を見つめて」
講師:常盤とよ子氏(写真家・日本写真家協会会員)
日時:11月23日(火・祝) 午後2時~4時
フロアレクチャー(展示作品の解説)
第1回
日時:11月13日(土) 午後1時~2時
講師:南良和氏(写真家・日本写真家協会会員)
第2回
日時:11月23日(火・祝) 午前11時~12時
講師:島田聡氏(写真家・日本写真家協会会員)

神奈川新聞社 創業120周年記念企画展
「かながわの記憶 報道写真でたどる戦後史」

会期 9月4日(土)~11月3日(水・祝)
主催 神奈川新聞社、日本新聞博物館
後援 神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協力 東京急行電鉄株式会社
会場 2階企画展示室

巨大都市をかかえ、人口900万人を超える神奈川。戦後の復興はめざましく、急速に都市開発が進み、風景、暮らし、文化など大きく様変わりしました。発展する華やかな街並み、豊かな土壌の一方で、自然災害、凄惨な事件・事故など、人々の心に刻まれた出来事は数えきれません。
今年2月1日に神奈川新聞社が創業120周年を迎えたことを記念して、戦後の激動の時代から現在まで、神奈川県内で起こったさまざまな出来事を、神奈川新聞の写真や記事など約250点で紹介します。
記者たちが目撃し、切り取って綴ってきたこれらの写真・記事から、神奈川がどのように揺れ動いてきたのか、そしてどのように移り変わってきたのか―。次世代に語り継ぐべき“ 奇跡の復興と激動の記録” から神奈川の「今」を映し出します。

横浜市立野毛山動物園のゾウの「はま子」
=1951年5月5日
市電のターミナルのような桜木町
=1957年12月
講演会
テーマ「伝える力ー新聞の役割と課題」
講師:江川紹子氏
日時:9月26日(日) 午後2時~3時30分
テーマ「楽しく学ぶ新聞講座」
神奈川新聞社の記者が記事の書き方、写真の撮り方をお話しします。
日時:10月2日(土) 午後2時~3時30分

一枚マンガのいきもの地球展

会期 7月7日(水)~8月29日(日)
主催 東京新聞 日本新聞博物館

第一線で活躍する漫画家やイラストレーター32人が「生き物のつながり」をテーマに描き下ろした64点の一枚マンガを展示します。

シンポジウム
日時:7月31日(土) 午後1時~3時
会場:日本新聞博物館2階・ニュースパークシアター 
定員:120人(参加無料)
パネリスト:清水勲氏(漫画評論家)、
矢野徳氏、森田拳次氏、古川タク氏(以上、漫画家)
コーディネーター:ヒサ クニヒコ氏(漫画家)
漫画似顔絵教室
日時:8月7日(土) 午後2時~4時
会場:日本新聞博物館3階・NIE全国センター
対象:小学生以上、定員30人(申し込み先着)
講師:クミタ・リュウ氏(漫画家)
古川タク『氷河アイス』

朝鮮戦争から60年 戦場の記録
―N.Y.デーリー・ニューズ写真コレクションより

会期 4月17日(土)~6月27日(日)
主催 日本新聞博物館 共同通信社
特別協力 AP通信社 株式会社ニコン
協賛 株式会社ニコンイメージングジャパン

1950年6月25日に始まった朝鮮戦争から60年。朝鮮半島は今も北と南に分断され、休戦状態にあります。デーリー・ニューズ社(米、ニューヨーク)が保存していた戦争報道写真コレクションから、朝鮮戦争に関する写真約200点を展示します。
戦場の兵士たち、破壊された町、戦禍を逃れる避難民、戦時下に生きる市民の姿を写した写真は、過酷な戦争の現実を伝えています。

>>展示内容紹介
「ニュースパークたより45号」より (PDFファイル)

座談会
「朝鮮戦争従軍カメラマンに聞く」
日時:6月12日(土) 午後1時30分~3時30分
講師:江越壽雄氏(元UPI通信社東京支社写真部長)
<聞き手>阪堂博之氏(共同通信社編集委員)
映画上映会
映画「ブラザーフッド」+ミニトーク「朝鮮戦争と市民」
日時:6月19日(土) 午後1時~4時15分
講師:菱木一美氏(企画展監修、広島修道大学名誉教授)
国連軍によるソウル奪回後、南方の避難先からソウルに戻るため漢江を渡り北岸に着いた避難民=1950年10月(ACME)

なぜ?がわかる!図解のチカラ~小学生新聞の原画から~

子どもたちは普段の生活の中で「なぜ?」「どうして?」と思うことがしばしばあります。大人の世界では「常識」と思っていても、子どもの視線でみると、意外と知ってそうで知らないことが、たくさんあるものです。素朴な疑問に対する小学生新聞の「図解のチカラ」を紹介します。
大人のみなさんもぜひ、子どもの感性に戻って、「なぜ?がわかる!」楽しさを味わってください。

会期 3月30日(火)~6月20日(日)
主催 毎日新聞社、日本新聞博物館
会場 2階・ホワイエ
毎日小学生新聞「きょうのなぜ?」2008年3月30日「ほこりはどこから」より

「2009年 報道写真展」

東京写真記者協会加盟社(新聞、通信、放送34社)の写真記者が2009年の1年間に撮影した報道写真で2009年を振り返ります。
最も優れた報道写真に贈られる東京写真記者協会賞には、東京新聞・澤田将人記者の「奇跡の生還」が選ばれました。10月28日、転覆した「第一幸福丸」から4日ぶりに救出される3人の乗組員をヘリコプターから撮影したものです。そのほか「一般ニュース」「企画」「スポーツ、文化芸能」の各部門賞や奨励賞を含む約280点の報道写真を展示します。
新政権をスタートさせた鳩山首相とオバマ米大統領、裁判員裁判、皆既日食、新型インフルエンザ、WBC連覇など、09年を象徴する国内外のさまざまなジャンルの報道写真を紹介するほか、全国各地区の写真記者協会が選定したグランプリ作品も併せて展示します。

>>展示内容紹介
「ニュースパークたより44号」より (PDFファイル)

「奇跡の生還」
転覆した「第一幸福丸」から4日ぶりに救出される3人の乗組員。先に救出され、小型船に乗せられた2人が、最後に助け出された乗組員を見守る
(2009年10月28日撮影・東京新聞)
「WBC。トロフィーを掲げる原監督」
決勝で韓国を破って優勝し、トロフィーを掲げる原辰徳監督。右は決勝打を放ったイチロー
(2009年3月23日撮影・時事通信)
会期 1月9日(土)~3月22日(月・振休)
主催 東京写真記者協会 日本新聞博物館
後援 神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会
協賛 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 株式会社ニコンイメージングジャパン
富士フイルム株式会社 株式会社ニコン 株式会社山田商会
協力 北海道写真記者協会 東北写真記者協会 
中部写真記者協会 関西写真記者協会 
関西スポーツ紙写真部長会 九州写真記者協会
会場 2階 企画展示室

≪記者講演会≫

日時 3月6日(土) 午後1時30分~3時30分
講師 東京写真記者協会賞受賞
澤田将人氏(東京新聞編集局写真部)
受賞作:「奇跡の生還」(東京新聞10月28日付夕刊掲載)

スポーツ、文化・芸能部門賞(文化・芸能の部)受賞
鈴木健児氏(産経新聞東京本社写真報道局)
受賞作:「辻井伸行-全盲のピアニストに『光』-」(夕刊フジ6月17日付掲載)

〈コーディネーター〉
花井尊氏(東京写真記者協会事務局長)