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2014.04.18 update.

1歳児が施設訪問し交流

山梨日日新聞社 | 2014年4月18日掲載

山日02 南アルプス市下宮地の地域交流拠点「しゃきょんの家下町」で、近所に住む伊藤虹心(にこ)ちゃん(1)が人気者になっている。デイサービスを利用する高齢者は、毎日のように訪れる虹心ちゃんとタッチを交わすなどして心を和ませている。
 虹心ちゃんと高齢者の交流が始まったのは2カ月前。同施設の近隣に住む虹心ちゃんが、母・沙緒さん(32)と一緒に遊びに訪れたことがきっかけ。「デイサービスの利用者とすごく楽しそうに遊んでいた」(沙緒さん)ことから、散歩に出掛けると立ち寄るようにした。今では、自ら施設に向かって歩いていくという。
 施設では利用者と一緒にパズルをして遊ぶ。片言をしゃべるようになったばかりだが、会話をして楽しんでいる。虹心ちゃんと利用者がタッチを交わすのは恒例となった。
 同施設の笹本美鈴所長は「虹心ちゃんが来ると、利用者だけでなく職員も穏やかな気持ちになる」と話す。利用者の長沼正好さん(87)は「かわいくて仕方がない。とても癒やしになる」と、健やかな成長を見守っている。

この記事でHAPPYな気持ちになったら

VOICE!happy news特派員・樋 岳斗 21歳 大学生 山梨県

たとえ1歳であろうとも、高齢者の方々を支えることが出来るということに気付かされた記事でした。何十歳と歳が離れているのにもかかわらず、虹心ちゃんと高齢者の方々は心を通わせコミュニケーションを楽しんでいます。何気ないことかもしれませんが、毎日施設に通い高齢者のアイドルとなるのはそう簡単なことではありません。少子高齢化ということで若者の負担増がさけばれている昨今、高齢者を支えるということは金銭的なことに限らず、このように癒しを与えるという精神的なことでも可能なのだということを知ることが出来ました。

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