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2015.05.11 update.

古民家改修 集いの場

上毛新聞社 | 2015年4月21日掲載

古民家を改修して造ったコミュニティースペース「0号館」が4月上旬、高崎経済大正門前にオープンした。「多くの人が気軽に立ち寄れる場所になれば」と話す。
東京都品川区出身の「都会育ち」。地域行政や街づくりを考えたいと、大学進学を機に高崎市に引っ越した。暮らす中で「学生同士が集まる場所や社会人と関わる機会が少ない」と感じ、昨年春に大学の友人とプロジェクトを立ち上げた。
大学周辺を駆け回り、築100年ほどの古民家を見つけた。20年以上空き家だったという古民家は、ほこりが積もっていてボロボロ。放課後や休日を使い、服を真っ白にしながら片付けた。
市の空き家対策の助成金も受けた。地元企業や住民がスポンサーとなり、家具や資金面で協力してくれることもあった。ソファや机、Wi―Fi設備をそろえ、カフェのようなおしゃれな空間へと変貌を遂げた。
次、何号館―。そんな学生の会話にヒントを得て、名前を0号館と決めた。「学生同士や社会人、地域住民が集い、ゼロから新しいものが生まれるような場所になってほしい」と思い描く。
問い合わせはメール(0gokan.tcue@gmail.com)へ。

2015.05.08.104831

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VOICE!happy news特派員・高橋泰斗 21歳 会社員 群馬県

 単にコミュニティーやサークルを作るのではなく、それらを作る「原点」を作るという事に感興をそそられました。
 注目したいのは企業や自治体ではなく学生が作ったことです。昨今、近所との付き合いが希薄になりつつある中で、自分たちから今を変えていくこのような活動は、大変意義深く、可能性を感じました。
 将来的にはこのようなコミュニティースペースが、公共施設でもスタンダードになればいいなと思いました。
             

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