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HAPPY NEWSハッピーニュース

2015.07.10 update.

プロ芸人が“先生”

上毛新聞社 | 2015年5月26日掲載

笑いのプロからコミュニケーション能力や、集団生活で必要なユーモアのセンスを学んでもらおうと、大阪府立金岡高校(堺市・和栗隆史校長)が大手芸能事務所松竹芸能(大阪市)の協力で総合的な学習の時間を使った「笑育」の授業を始めた。今春の新1年生360人が履修し、来年度以降も続ける予定だ。
元放送作家で民間出身の和栗校長が、松竹芸能が2012年から大阪府内の小学校や中学校の一部で始めた漫才師らの「笑育」の出前授業に着目して同社に打診。大阪成蹊大教育学部の福岡亮治講師がカリキュラム作成で協力した。
1学期はプロの若手漫才師や担任教諭らの指導で漫才の笑いの仕組みを学び、全員が2人1組で自分や友達の人生を基にした漫才を作る。最終的にはクラス代表を選抜して、同級生全員の前で競演してもらう。
授業を通じて、表現力や情報の編集能力を高めてもらう。和栗校長は「のびのびと体験してもらい、正解を言わなくてもいいので、自分の力を信じてほしい」と話している。
4月末に同校の体育館で行われた初めての授業では、松竹芸能所属の若手漫才師4人が、漫才の実演や発声練習などを指導。「車窓に社長」などの言葉を繰り返す早口言葉では、プロの実力を実演してみせた。
自身も大学時代にプロのお笑い芸人として活動した経験がある福岡講師は、笑育による学校の雰囲気の改善や国語などの教科への影響といった教育効果を研究する。同講師は「就職の面接など、社会人になってからもプレゼンテーションの能力は重要。笑育だけでなく、他の授業でも発表者が増えたり、学校全体が明るくなったりすればいい」と期待している。

HAPPYNEWS0526

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VOICE!happy news特派員・高橋泰斗 21歳 会社員 群馬県

この記事で紹介された「笑育」の究極は、カリキュラムを通して他の授業での発言を増やしたり、就職時の面接や入社後のプレゼンテーションに大いに役立つというところです。目の前でプロフェッショナルの妙技を見られるとことは、その後の人生で大きな糧となるだけでなく、その後の進路を左右するほどインパクトがあるのだと思います。最終的にこのカリキュラムの極点において、「教わる側」の生徒が、将来、「教える側」の先輩となり、より多くの人たちに、その「プロフェッショナルの妙技」を伝えていければいいと思いました。

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