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2015.10.13 update.

失敗乗り越え 世界一

産経新聞社 | 2015年9月9日掲載

失敗乗り越え 世界一 行田の田んぼアート ギネス認定

 行田市の古代蓮の里「古代蓮会館」東側に描かれた2万7195平方㍍の巨大な田んぼアートが8日、念願のギネス世界記録を勝ち取った。平成24年度に審査基準が公表されて以来、壁にはね返され続けてきただけに、同会館で関係者はくす玉を割り祝福。工藤正司市長は「ホッとした。全国の皆さんに世界一スケールの大きい作品を楽しんでほしい」とアピールした。 (石井豊)

 この日はギネス世界記録公式認定員が稲の様子や全体像などを視察した上で、田んぼアートが審査基準を満たすことを確認。工藤市長に認定証を授与した。

 平成20年度から田んぼアートを作っていた市や地権者、農協などで構成する「田んぼアート米づくり体験事業推進協議会」は23年度、ギネスワールドレコーズ社に審査基準の作成を要請。翌24年度に面積1万5千平方㍍以上、背景の割合40%以下などとする審査基準が示された。しかし、24年度は背景割合が基準を満たさず、26年度も生育不良で申請を見送り。唯一申請できた25年度も一部の稲の生育不足で「アートとして未完成」の判定を受け、認定は得られなかった。

 今回は6月13、14日に延べ約800人の市民らが参加して7種の稲で田植え。直後に大雨で2日間、7月中旬の台風で3日間水没し、深刻なダメージを受けたが、同協議会メンバーらが傷んだ苗の補植や除草など小まめな管理で復活。夏の猛暑も暑さに強い品種に一部を入れ替えた対策が奏功して乗り切った。

 古代をイメージした子供たちと小惑星探査機「はやぶさ2」などのデザインを描いた市秘書課の沼上礼奈主事(27)は「テーマの中に未来と古代を盛り込み、シンプルで親しみやすく、いかにインパクトを与えるかで苦労した。本当にうれしい」と話していた。

 田んぼアートを地上50㍍から眺望できる古代蓮会館は9日から10月4日まで入館料が半額となり、大人200円、小人100円。問い合わせは同会館☎048・559・0770。

(無断転載を禁じます)

田んぼアート埼玉版イメージ

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VOICE!happy news特派員・いけどう 20歳 学生

絶え間ない試行錯誤が実を結んだ結果として生み出された作品は、常に劇的なものだ。ギネス記録認定に至るまでの過程も見えてきて興味深い。

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