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2015.11.17 update.

大地震ネパールへ義援金 武田中・高にお礼の手紙

中国新聞社 | 2015年10月31日掲載

見出し:武田中・高に義援金お礼の手紙 大地震ネパールの子らから 広島大留学生ビザンさんが報告

武田中・高にお礼の手紙
大地震ネパールへ義援金

広島大留学生 ビザンさん報告

4月に大地震が起きたネパールを支援する募金活動をした武田中・高(東広島市)の生徒が、義援金を託した広島大(同)のネパール人留学生マスキ・ビザンさん(29)を学校に招き、被害の状況や支援金の使われ方について聞いた。(新本恭子)

ビザンさんは生徒約20人に写真を見せながら話した。5〜6月に帰国、被害の大きかったゴルカ地方の集落で支援物資を配った。物資は日本で集めた義援金を元手にして調達した。
義援金のうち、同中・高のインターアクトクラブがJR西条駅などで集めた約30万円は文房具購入に充て、二つの学校で配った。現地の子どもに日本の同年代の学生からの支援だと伝え、「友達が応援している。一人じゃないよ」と励ましたという。
ビザンさんは、支援先の学校の子どもが武田の生徒宛てに書いたお礼の手紙約100枚を持ち帰った。感謝の言葉に山脈や両国の国旗のイラストが添えてある。
インターアクトクラブの部長で高校2年の桧垣ひなたさん(16)は「一生懸命書いてくれたんだと思う。自分たちがやったことに達成感を覚える」と感動していた。

【写真説明】ネパールの子どもから託されたお礼の手紙を紹介するビザンさん(左端)

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この記事でHAPPYな気持ちになったら

VOICE!happy news特派員・中山 小己 21歳 大学生 広島県

 2011年3月11日、東日本大震災の惨事は記憶に新しい。今年4月に遠い国のネパールでも大地震が起こった。そこで、武田中・高の生徒が募金活動を行い、現地の子供に文房具を配ったことで、支援先の子供達からのお礼の手紙を受け取ったそうだ。

 国内、海外を問わず、いざ大きな災害が起きたとき、私は彼らのように実際に行動に移すことが出来るだろうか。助けたいという気持ちがあっても、すぐに行動に移す勇気はないだろう。日本の学生が架け橋となって、助け合いの心を世界に広げてくれたことを誇りに思うと同時に、これからもその心を忘れずにいてほしいと感じた。私も彼らを見習って、日本だけでなく世界に目を向け、出来ることから行動に移していきたい。このような記事が取り上げられる機会が増えれば、最近の若者は・・・に続く言葉が賞賛の言葉に代わっていくのではないだろうか。

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