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2017.01.17 update.

人文字で祝う世界遺産20周年

中国新聞社 | 2016年12月8日掲載

人文字で祝う世界遺産20年  厳島神社

厳島神社(廿日市市宮島町)の世界遺産登録20年を記念し、市民が「20」の人文字をつくるイベントが7日、大鳥居近くの干潟であり、約210人が参加した。廿日市市や広島市などでつくる実行委員会主催。

宮島小・中の子どもたちや地元住民が午前8時半ごろに干潟に集合。海上社殿を背に「20周年おめでとう」と声を合わせてA2判の赤い紙を掲げ、約13メートル四方の人文字を描いた。

厳島神社の世界遺産登録は1996年12月6日、原爆ドーム(広島市中区)と同時に決定し、7日付で登録された。人文字に加わった島内の旅館従業員松本和則さん(40)は「節目の今年は昨年以上に島のにぎわいを感じる。多くの人に魅力を知ってほしい」と願っていた。(長部剛)

写真説明:世界遺産登録20周年を記念し、大鳥居の近くでつくった「20」の人文字(撮影・山崎亮)1月16日ハッピーニュース(中国新聞)

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VOICE!前田葵 22歳 大学生 広島県

20年前の1996年12月6日、広島の厳島神社が世界遺産に登録された。今年はそれから20年という節目の年にあたり、地域住民らが人文字で20を作り祝った記事だ。いまでは世界遺産であることが当たり前のように受け止められている厳島神社だが、まだその世界遺産としての歴史は20年という短いものだ。この20周年のイベントは、干潮の時間を狙ったのだろう、朝8時半という早い時間に開催された。そんな早い時間にもかかわらず大勢の人が参加した。厳島神社が地域住民に親しまれていることの証拠だろう。古くからある神社のため、管理や維持にも人々の努力が欠かせないのだろう。多くの人の協力があって広島のシンボルの一つともいえる存在になった。記事にもあるが、これからももっと多くの人でにぎわう宮島であり、荘厳さも保ちつつ住民と共にあり続ける親しみやすい神社であってほしいと思う。

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