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2017.08.01 update.

只見川で観光船復活

福島民報社 | 2017年7月12日掲載

只見川で観光船復活 柳津 有志が新会社 16日から遊覧船 秋にも屋形船

柳津町の只見川で観光船が復活する。町内の有志が船を運航する新会社「柳津観洸船」を設立し、水上観光に乗り出す。第一弾として二〇一一(平成二十三)年七月の新潟・福島豪雨以降、ほぼ営業休止状態にあった小型の遊覧船を十六日から本格稼働させる。さらに、早ければ秋から屋形船をおよそ十五年ぶりに運航する。川面から再び柳津の魅力を味わってもらい、只見線を活用した観光との連携やインバウンド(訪日外国人客)獲得にもつなげたい考えだ。

只見川ではかつて町外の民間企業が屋形船を運航し人気を集めていたが撤退。遊覧船は町内の事業者が続けていたものの新潟・福島豪雨の後は水害などの影響でほとんど稼働していなかった。
町消防団長の鈴木力さん(63)=美里建設工業会長=は今年三月に事業者から廃業の相談を受け、「町の観光資源をなくしてはならない」と新会社による事業継承を思い立った。賛同した町内外の十個人・企業の協力を取り付けた。四月下旬から乗船場の桟橋や遊覧船の改修を急ピッチで進め、観光客をもてなす準備を整えた。十二日に新会社の設立総会を開く。

■SLを連想 
遊覧船は十二人乗り。町内のJR会津柳津駅前に展示されているSL(蒸気機関車)を連想させる形で、只見線の早期復旧を願ってSLと同じ黒に塗装し直した。船は道の駅会津柳津駅近くの乗船場から出発し、町のシンボルの赤い橋・瑞光寺橋をくぐって福満虚空蔵尊円蔵寺を仰ぎ、四キロほど下流に進んだ後に折り返すコースを計画している。所要時間は約四十分。
他にも二人乗りの手こぎボートを貸し出す予定。屋形船は四十人乗り規模とする方針で新たに営業許可を取得した上で導入する。
鈴木さんは「水の上でしか感じられない町の魅力がある」と強調。鈴木さんの長男で遊覧船の操縦を担う悠貴さん(34)は「屋形船や遊覧船を町の観光振興の起爆剤にしたい」と意気込んでいる。

■当面は土、日、祝日に営業
柳津観洸船は当面、土、日、祝日に営業する。時間は午前9時から午後5時まで。遊覧船の料金は大人1100円、子ども550円。乗船場の住所は柳津町柳津字下平乙147。電話番号は070(4397)0657。

【写真説明】 遊覧船を観光振興に生かしたいと決意する鈴木悠貴さん

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VOICE!矢吹司 20歳 大学生 福島県

会津地方の柳津町を流れる只見川で、2011年以降、ほぼ営業を休止していた水上観光船が復活する。以前は民間企業によって屋形船が運航されていたが撤退してしまい、遊覧船も2011年の新潟・福島豪雨の影響でこれまでほとんど稼働してこなかったとのこと。今年に入り事業者から廃業の相談を受けた地元住民らが、町の観光資源を守りたいとの思いから事業を継承したそうだ。会津地方ならではの大自然の中を、40分の時間をかけてゆっくり見られることから、非常に興味をひかれた。ローカル鉄道である只見線と合わせて大きな観光資源となってくれると思う。ぜひ一度、日々の疲れをとるために、雄大な自然と触れ合うことができる柳津町を訪れてみたいと感じた。

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