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HAPPY NEWS 2017
ハッピーニュース

巨大船通過

神戸新聞 2017年11月1日付朝刊を読んで

大矢 忠さん (兵庫県:74歳)

 

毎日、地元紙朝刊の明石海峡「巨大船通過」欄の船のトン数を楽しみに見る。11月1日、今までに見たことのない21万トンに目がくぎ付けになった。

神戸市西部の高台にある団地の5階が、定年を機に住み家となり、もうしばらくで15年になる。 ベランダから5キロ程西に明石海峡大橋が望め、瀬戸内海を行き交う船が遠くに見える。 双眼鏡でたびたび眺め、これまでに見た最大は16万トンタンカーだ。これは千載一遇のチャンスとばかり、童心に戻ってバスとJRを乗り継ぎ大橋の側まで行った。待つことしばらく、播磨灘にこちらに向って来る船影が少しずつ大きくなってくる。 そしてついに、目前を巨大コンテナ船が大阪湾の方へ白波を立てて進んでいく。「デカイ!」と思わず声にした。いったいどこの港へ行くのだろうか。淡路島から少しずつ離れていく。

神戸に住んでから、大型船の進水式をたびたび見学した。今では造船界の縮小が進み見ることができないが、丸ごと船体が陸から海へ静かに着水していく瞬間の姿が忘れられない。海運国日本ガンバレ!

記事本文

1日【西行き】シララ号(9万トン)13・10~13・30 ▽カルメン号(7万4千トン)18・45~19・05

【東行き】エムオーエル トルース号(21万トン)14・15~14・35 ▽キー アクション号(4万3千トン)14・30~14・50 ▽コスタ ネオロマンティカ号(5万6千トン)20・00~20・20

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