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2016.10.07 update.
コンビニエンスストア各社が、秋冬の定番商品「おでん」や「中華まん」の新作を早くも売り出し始めている。地域別のおでんつゆや具材、製法にこだわって差別化を図っており、各社とも消費者に懸命にアピールしている。
23日からおでんの販売を始めたファミリーマートは、つゆを煮込んでから一定の時間が経過しても、色や香りを保てるよう原材料や製法を工夫した。地域ごとの食材を使用した地域別のつゆも昨年度の5種類から7種類に増やし、担当者は「売上高で前年同期比50%増を目指す」と意気込む。
9日から順次発売しているローソンは価格100円と手頃な「炭火焼鶏ささみ串」や「炭火焼鶏ハラミ串」などの串おでんを充実させた。「夜のおつまみとして買ってほしい」と期待を込める。セブン―イレブン・ジャパンも8種類の地域別のつゆの製法を刷新し、地域の消費者を取り込む狙いだ。
サークルKサンクスはカロリーの少ない「サラダチキン」(115円)を新たに投入するなど「ヘルシーさ」を強調。若い女性の取り込みを図っている。
中華まんでは、ミニストップが主力の肉まん(128円)に使用する豚肉の種類を変え、タケノコを大きくカットすることで「ジューシーで食感を楽しめる」ようにした。
ファミマは具材の比率を増やした具たっぷり肉まん(120円)や、チーズの量を増やしたチーズたっぷりピザまん(120円)などで食べ応えをアピール。レジ待ちの〝ついで買い〟につなげる狙いだ。
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VOICE!読者a 19歳 大学生 東京都
おでんの販売が始まると今年も終わりに近づいていると実感します。暑い夏が終わり、寒い季節になっていくのだと思うと寂しくもありますが、冬のおでんが今から楽しみでもあります。