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2016.10.25 update.

ランドセル 訪日客熱視線

京都新聞社 | 2016年7月16日掲載

ランドセル 訪日客熱視線 京の百貨店販売増 形、丈夫さ 人気

京都市内の百貨店でランドセル商戦がピークを迎える中、訪日外国人客による購入が増えている。子どもの通学用でなく自分のファッションのために買う人が多く、店側も京都らしい和柄の製品をそろえるなど新たなニーズに対応している。

京都高島屋(下京区)では、訪日客による売り上げが年々増え、7月前半の時点で全体の1割近くを占める。タイや中国、シンガポールなどアジア圏からの客が多く、スポーツブランド、ナイキの商品を自分用に購入した欧米客もいたという。

今年は訪日客による購入を見込み、品ぞろえを充実。桜の小紋や帯地に用いるしま模様をふたの裏にあしらったものや、海外で人気が高いハローキティの商品などをそろえた。販売担当者は「一度に2個買った顧客もいた」と明かす。

大丸京都店(同区)でも昨年より訪日客の購入が増え、売り上げの5%を占める。ただ、6万~8万円台の価格帯を高額と感じる訪日客も多いといい、店頭に置いていないセール品を案内するなどして対応している。

京都伊勢丹(同区)でも同様に訪日客分が5%を占める。「日本人向けはさまざまな色やデザインが売れるが、訪日客には落ち着いた色が人気」という。

訪日客にランドセルが好評な理由として、京都にも専門店を置く土屋鞄(かばん)製造所(東京都)は「ランドセルは海外にない日本特有の形で、欧米の女優が身につけるなど人気が上がりつつある。小学校の6年間使えるように設計した丈夫さも評価されているのでは」と分析する。(葦原裕)

京都市内の百貨店でランドセル商戦がピークを迎える中、訪日外国人客による購入が増えている。子どもの通学用でなく自分のファッションのために買う人が多く、店側も京都らしい和柄の製品をそろえるなど新たなニーズに対応している。

京都高島屋(下京区)では、訪日客による売り上げが年々増え、7月前半の時点で全体の1割近くを占める。タイや中国、シンガポールなどアジア圏からの客が多く、スポーツブランド、ナイキの商品を自分用に購入した欧米客もいたという。

今年は訪日客による購入を見込み、品ぞろえを充実。桜の小紋や帯地に用いるしま模様をふたの裏にあしらったものや、海外で人気が高いハローキティの商品などをそろえた。販売担当者は「一度に2個買った顧客もいた」と明かす。

大丸京都店(同区)でも昨年より訪日客の購入が増え、売り上げの5%を占める。ただ、6万~8万円台の価格帯を高額と感じる訪日客も多いといい、店頭に置いていないセール品を案内するなどして対応している。

京都伊勢丹(同区)でも同様に訪日客分が5%を占める。「日本人向けはさまざまな色やデザインが売れるが、訪日客には落ち着いた色が人気」という。

訪日客にランドセルが好評な理由として、京都にも専門店を置く土屋鞄(かばん)製造所(東京都)は「ランドセルは海外にない日本特有の形で、欧米の女優が身につけるなど人気が上がりつつある。小学校の6年間使えるように設計した丈夫さも評価されているのでは」と分析する。(葦原裕)

【写真説明】海外観光客に人気のハローキティの柄のランドセル(京都市下京区・京都高島屋)%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%80%80%e8%a8%aa%e6%97%a5%e5%ae%a2%e7%86%b1%e8%a6%96%e7%b7%9a%e3%80%80%e4%ba%ac%e3%81%ae%e7%99%be%e8%b2%a8%e5%ba%97%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e5%a2%97%e3%80%80

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VOICE!応募作品から 35歳 会社員 滋賀県

ランドセルといえば小学生を連想する。今は様々な色が出ており、見ていて楽しい。訪日外国人がランドセルをファッションに使用するということに驚いた。ランドセルは通学に使用するものと思っていたため、ファッションで身につけようと考えもしなかった。ランドセルの利点は丈夫さだと思うが、海外では形も評価されている。この記事から物事を見て考える際に、一点だけでなく違う方向から見たら新たな考えが生まれる可能性があるということに気づいた。

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