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2016.03.04 update.

大学生がミカンの皮入りうどんを開発

熊本日日新聞社 | 2016年2月26日掲載

龍谷大(京都市)経営学部の藤岡章子教授のゼミ生グループが24日、兵庫と和歌山の企業と協力し、廃棄されるミカンの皮をうどんの生地に練り込み、再利用した商品「みかんうどん」を開発したと明らかにした。

ミカンを生産、加工販売する「早和果樹園」(和歌山県有田市)が製造過程で大量に出る果皮に悩んでいたのを受けて、学生がうどんへの再利用を考案した。「やくの麺業」(兵庫県朝来市)が製造を引き受けた。生地には果皮を5%配合し、鮮やかなオレンジ色の麺で、ミカンの爽やかな味と香りが広がる。同果樹園とオンラインショップで、2人前680円で販売中。

mikan

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VOICE!happy news特派員・小野佳奈子 18歳 学生 熊本県

和歌山県の特産品といえばミカンである。しかし、その皮の廃棄処理に悩んでいた、という現状があったのを私は知らなかった。龍谷大の学生の方々は、そんな問題を解決するために「ミカンの皮を利用して新しい食品を開発しよう」と乗り出した。近隣の兵庫県の食品企業と連携した結果、「ミカンの皮入りうどん」が誕生した。 私はひとつの問題を解決するために、二つの地域が手を取り合い、活動するところがすてきだと思った。2県の協調性の高さや活動内容に、興味を示す企業や団体も出てくるのではないだろうか。それに、この「ミカンの皮入りうどん」はどんな味なのか、ものすごく気になる。機会があればぜひ食べてみたい。

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