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2014.05.27 update.
長崎県固有種「対州馬」 元気な赤ちゃん誕生
絶滅が危惧される本県固有種「対州馬(たいしゅうば)」の保存に取り組む対馬市上県町の市営目保呂ダム馬事公園で、今年最初となる雄1頭が誕生した。島内の飼育馬は32頭になった。
母馬は20歳の神楽(かぐら)、父馬は20歳の優平。20日午前5時ごろに産まれて母子ともに健康。赤ちゃんは1時間後に立ち上がり、厩舎(きゅうしゃ)で母馬に寄り添って母乳を飲んだり、跳びはねたりしている。
公園の調教師、篠原由美恵さん(37)は「島内には優平の血統を継ぐ雄がいなかった。待望の跡取り息子が生まれてほっとした」と話した。同公園では別の母馬も近く出産する予定。
対州馬は日本に在来する8馬種の一つ。体高は約130センチで小さく、性格は従順で素直。最盛期には4千頭以上が島内で飼育されていたが、農業の機械化などで激減した。公園では乗馬体験や、馬に乗って山河を散歩できる。問い合わせは同公園(電0920・85・1113)。
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VOICE!happy news特派員・taka 20歳 会社員 長崎県
絶滅が危惧されている「対州馬」の赤ちゃんが、対馬市で今年初めて無事に生まれ、これから元気に育って欲しいと思います。 別の母馬も出産予定ということで、次に生まれてくる赤ちゃんも無事生まれることを陰ながら応援したいです。また、これからさらに増えていくことを期待したいです。