BACK INDEX

HAPPY NEWSハッピーニュース

2014.06.19 update.

車いすで登山楽しむ NPO企画、舗装コース活用

山梨日日新聞社 | 2014年6月15日掲載

山日03

南アルプス市の櫛形山で14日、車いす生活を送る障害者が登山に挑戦した。地元のNPO法人が、山登りを楽しんでもらおうとツアーを企画し、16人が参加した。ボランティアの手を借りながらも自らの手で車輪を回し、舗装されたトレッキングコース約1.4キロを登り切った。参加者は「登山の醍醐味を味わえた」と感想を話していた。〈山本昂輝〉

ツアーを企画したのは、同市のNPO法人南アルプスファームフィールドトリップ(小野隆理事長)。昨年7月、櫛形山に車いすでも通れる一部を舗装したトレッキングコースができたことから活用することにした。山梨車いす生活者の会「ステップアップ」、「支えあう会『ピーチ&グレープ』」の車いすの障害者16人と、ボランティアスタッフら16人が参加。展望台までのなだらかな傾斜を、草花の香りや吹き抜ける風を感じながら登った。甲府市下向山町の無職田中喜夫さん(75)は「もう山に登ることは難しいと思っていたので、ツアーを企画してくれて感謝している。自分の力で山を登って、美しい景色を見る山の醍醐味を味わえた」と話している。

この記事でHAPPYな気持ちになったら

VOICE!樋岳斗 21歳 大学生 山梨県

無理だという固定観念を捨てて試行錯誤することで、障害のある方にも新たな可能性を提供することができるということを知ることができたのでこの記事を選びました。車いすで登山など、一見不可能のように思えます。しかしnpoは舗装コースができたことに着目し、不可能を可能とするべく動きました。その結果、多くの方に登山を楽しんでもらうことに成功しました。車いすだとできることが少なくなるように思われがちですが、視点を変えればもっとたくさんのことができるはずです。そこで社会全体で可能性の土台を作り、手を差し伸べることが、私たちにできる最良のことではないかと感じました。

HAPPY NEWS SHARE RANKINGHAPPY NEWS facebookシェア ランキング