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熊本大生とオーストラリアの大学生の異文化体験交流イベントが９日、熊本市中央区の熊本大で開かれ た。
日本文化についてのドキュメンタリー撮影などのため、同国政府の助成で来熊したグリフィス大生１０人と熊本大生ら計約８０人が参加した。
特別授業では、刀匠で古武道小岱流斬試［ざんし］宗家、松永源六郎さん（６６）＝荒尾市＝が、侍の装いや日本刀について解説。斬試（試し切り）の演武もあった。一方、グリフィス大生は訪れた五家荘（八代市泉町）の魅力を探った短編映像などを披露。ジャーナリズムを学ぶ４年生、エイプリル・ブロードベントさん（２１）は「五家荘の人たちはとても親切でした。斬試もとても印象深かった」と話していた。
留学生たちは１日から五家荘に滞在。１０日に大阪に向かい、１１日帰国する予定。（吉田紳一）