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2014.09.02 update.

アカウミガメの赤ちゃん 旅立つ

長崎新聞社 | 2014年7月21日掲載

新上五島町奈良尾郷の高井旅海水浴場で17日深夜、絶滅危惧種アカウミガメの卵がふ化。74匹の赤ちゃんが海原に旅立っていく姿を町民が温かく見守った。
2010年から保護活動を続けている地域住民グループ「海ガメお助け隊」の岩崎眞代表(67)によると、同海水浴場で5月下旬にアカウミガメの産卵を確認。卵を人に踏まれたりしないよう、町が設置したふ化場に隊員が移して保護。ふ化が近づいた約3週間前からは、早朝と夜間の見回りを欠かさなかったという。
カメの赤ちゃんは体長約4センチ。波に押し返されひっくり返ったりしながら懸命に海へと向かう姿に、この日集まった約200人の家族連れらは「頑張れ」と大きな励ましの声を何度も送った。岩崎代表は「雨の日が多かったので、ふ化が遅れると思ったが安心した。深夜にもかかわらず、これだけ多くの人が集まってくれたことに感謝している」と話した。
20日早朝にも新たに3匹が誕生、隊員に見送られ海へと向かった。

長崎03画像

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VOICE!happy news特派員・taka 20歳 会社員 長崎県

絶滅危惧種のアカウミガメの卵のふ化で、町民が早朝と夜間の見回りをするなど協力して自然保護のため、大勢の人達が応援したことを知りハッピーな気持ちになりました。アカウミガメが大きく育ち、この浜に卵を産みに帰って来ることを願っています。

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