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2015.07.30 update.

コガタペンギン2羽 初繁殖

長崎新聞社 | 2015年7月8日掲載

長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)で、コガタペンギン2羽の繁殖に成功した。この種を飼育し始めた2005年以来、繁殖は初めて。まだふわふわの綿羽(めんう)に覆われ、縫いぐるみのような2羽は、水族館のスタッフに見守られながらすくすくと成長している。
水族館によると、コガタペンギンはペンギンの中で最も小さく、成鳥でも体重は1キロ程度。オーストラリアやニュージーランドなどに生息し、全国でも四つの水族館しか飼育していないという。成育が難しく、長崎ペンギン水族館では昨年も卵がふ化したが、体重30グラム程度とあまりに小さいため、親鳥に踏みつぶされて圧死したという。
今回は5月23日にふ化した後、2日程度で親鳥から離し、スタッフの松村朱加(あやか)さん(29)らが親代わりで飼育。親鳥に代わって人工ふ化させる「ふ卵器」で温め、その後もひなの呼吸の速さを見て温度調整したり、カルシウム補充のために子犬用のミルクを与えたりしてきた。ふ化した時、共に34グラムだった体重は4日現在で、900グラム程度に成長している。
松村さんによると、1羽は甘えん坊で、もう1羽はびびりな性格。今後、名前を募集し、お披露目は8月ぐらいを予定している。
ジェンツーペンギンのひなも4年ぶりに誕生しており、同水族館ではしばらく、愛らしい姿が来園者を楽しませそうだ。

コガタペンギン初繁殖

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VOICE!happy news特派員・ちえ 21歳 会社員 長崎県

コガタペンギン2羽が初めて繁殖に成功されました。そのコガタペンギンは最も小さく、オーストラリアやニュージーランドなどに生息し全国でも四つの水族館しか飼育していないそうで珍しいペンギンなんだと思いました。昨年は親鳥に踏みつぶされて圧死し、今回初めて繁殖に成功したことで水族館のスタッフ達はすごく安心したと思います。成育が難しいらしく育てるまで大変だったろうなと感じました。水族館のスタッフ達や来園者に見守られながら元気に育ってほしいです。最も小さいと言われているコガタペンギン、どのくらい小さいのが気になるので会ってみたいです。

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