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2015.10.29 update.

障がい児ら乗馬通じ療育

長崎新聞社 | 2015年10月12日掲載

 乗馬による療育の体験会が10日、諫早市川内町の本明川河川敷であり、障害のある子どもら約30人が馬にまたがり、美しい緑の河川敷を回った。

 小野町の生活介護事業所「わーくやまびこ」の主催。同事業所は障害者らの療育に乗馬を取り入れており、河川敷での体験会を初めて企画した。同事業所によると、乗馬はバランス感覚を養い、普段使わない筋肉を使うことで脳に良い刺激を与えるという。また、馬のぬくもりは精神を安定させる作用があり、自閉症の症状軽減に効果があることも報告されているという。

 緑と川のコントラストが風光明媚(めいび)な河川敷に、2頭のポニーが登場。予約していた子どもらがインストラクターのサポートを受けながら馬に乗って周回し、満面の笑みを見せていた。17日も予約済みの子どもらが体験する予定。

 同事業所の山口正幸所長は「乗馬という非日常的な体験でいろんな人とも交流し、生活の張りにつながれば。体験会は毎年の恒例行事にしたい」と話した。

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VOICE!happy news特派員・taka 21歳 会社員 長崎県

 この記事を読み、障がいの子や親からすると希望が持ててありがたい事だと思いました。

 しかし、乗馬ができる場所が近くにあればいいのですが、実際体験できる場所はそう多くないでしょう。養護学校などで、こういう事ができる機会を増やすことができればいいなと思います。

 障がいには数えきれないほどの種類があります。その人に合った療育が充実すれば、周りからも理解され、より良い暮らしができます。そうなるためにも、福祉活動や医療技術が発展してほしいです。

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