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2015.12.17 update.

安保ざっくばらんに 大学生ら「ミライ語り」

長崎新聞社 | 2015年11月30日掲載

安全保障関連法成立から2カ月余り。結局、何が変わり、自分たちの生活にどんな影響があるのだろう-。安保法をめぐる素朴な疑問を糸口に、長崎の若者が意見を交わす集い「長崎ミライ語り」が29日、長崎市文教町の長崎大であった。大学生ら約20人が、平和や政治などについてざっくばらんに語り合った。
安保法の国会審議中、若い世代でも賛成、反対それぞれの立場から発言、行動する人が増えた。「でも実際、大半は『よく分からない』層なのでは」。そう考えるのは主催者の一人で「サラリーマン平和大使」を名乗る同市の会社員、安永年軌さん(25)。自身を「よく分からない代表」と位置付け、賛否双方を巻き込んだ議論の場を設けることを思い付いた。
集いでは長崎大の高橋良さん(22)=経済学部4年=と木野本達朗さん(21)=環境学部3年=が安保法に賛成、反対の立場で発表した後、話し合った。「憲法の解釈変更は改正と同じでは」「軍事力以外で日本が国際社会で存在感を示す方法は」-。安保を出発点に国際情勢や憲法、政治などに話題は広がった。
同大の渡邉修平さん(21)=多文化社会学部2年=は、「同世代の多様な意見を聞けてうれしかった。考えを深め、自分の意見を持ちたい」。安永さんは「分からないから思考停止するのではなく、一緒に考え話し合うのが大事。すぐに答えが見つかるとは思わない。継続して議論の場を設けたい」と話す。

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VOICE!happy news特派員・ちえ 22歳 会社員 長崎県

 成立してからも若者団体や市民団体が集会や呼び掛けなどする行動が増えていますが、安保法に関する報道は少なくなっていると感じています。成立して何が変わったのか、「長崎ミライ語り」で大学生らが政治などについて意見交換をしたそうです。賛成か反対でも話し合いをして考え方が変わった人がいたと思います。私は安保法について今でもよく分かりませんが、この法律は必要なのだろうかと疑問に思います。この集会で色々と語り合うのはとても良いと思います。他にも疑問に思ったことや分からないことがたくさんあると思うので続けてほしいです。

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