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2016.12.07 update.

満月 輝きも3割増し

河北新報社 | 2016年11月15日掲載

k201611150a0a106x00002_c%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e6%b8%88%e3%81%bf満月 輝きも3割増し  スーパームーン 68年ぶり最接近

月が1年で最も地球に近づき、満月になる日と重なった「スーパームーン」が14日、東北でも各地で観測された。

渡り鳥の飛来地として知られる大崎市田尻の蕪栗沼では、月の出から間もない午後4時50分ごろ、厚い雲の間から真ん丸の月が顔を出した。普段より一回り大きく見えた月は一段と明るく、羽を休めるマガンやハクチョウを照らした。

月は地球の周りを楕円(だえん)軌道で回っている。今回の最接近は、満月としては68年ぶりの近さ。今年最も小さかった満月と比べ、面積は3割ほど大きいという。(写真部・庄子徳通)

【写真】渡り鳥を明るく包んだ月の前を1機の航空機が横切っていった=14日午後5時40分ごろ、大崎市田尻の蕪栗沼で撮影

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VOICE!主藤綾 35歳 会社員 宮城県

新聞やニュース番組でたびたび話題となった「スーパームーン」。今年は地球との距離が近く、満月が特に大きく見えると聞いて、朝から期待していました。しかし私の住む地域ではあいにくのお天気。一晩中厚い雲が晴れることはなく、何度空を見上げても満月が顔をのぞかせることはありませんでした。 翌日、ポストに届いた朝刊を広げて目に飛び込んできたのは、黄金色に輝くスーパームーンと、その前を横切る飛行機の幻想的な写真。紙面でお月見を楽しめたことに、心までぱっと明るくなりました。 別の記事によると、次に同じくらいの距離に近づくのは2034年とのこと。18年後はどこで誰と、ひときわ大きな満月を見上げているのかな? 想像すると、今からちょっとワクワクします。

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