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2017.04.18 update.
地元愛のコラボ弁当 桜の聖母短大といちい 30日まで販売 食の安全おいしく発信
福島市の桜の聖母短大と同市に本社を置くスーパーいちいは春のコラボレーション弁当を共同開発、30日まで全店で販売している。
食物栄養専攻の2年生約40人が「栄養士活動論」の授業の中で半年かけてレシピを考案。学内コンペを経て同社に提案し、商品化した。
販売しているのは、おにぎりといなりずしに鶏肉などヘルシーなおかずを合わせた「春を呼ぶ~春告げトリ弁当」と、ちらしずしに桜でんぶ、タケノコをのせた「春のお便り弁当」の2種。価格は各698円(税別)。それぞれ二本松市産の有機ニンジンなど旬の地元の食材を生かした、彩り豊かな弁当となっている。
西内みなみ学長は「おいしいもので福島の安全・安心を伝えたいという学生の地元愛が詰まっている。花見にもぴったりなのでぜひ味わってみてほしい」と話した。
【写真】コラボ弁当をPRする西内学長
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VOICE!大竹晃司 21歳 大学生 福島県
福島市の桜の聖母短大と同市に本社を置くスーパーいちいが共同開発し、いちい全店で販売されるコラボ弁当。福島の食は6年前の原発事故で全国からかなりの風評被害を受けたが、この記事からはこの弁当によってそんな風評被害を払拭しようという短大生の地元愛が伝わる。また、短大生が授業中に考案し、開発したということから、短大も単に栄養に関する概念を教えるだけでなく、地元の食に目を向け、熱心に活動していることがうかがえる。福島市に住んでいる私は社会人、学生を問わず福島の食が安全であることを証明しようという地元愛や熱意をこの記事から感じ取り、とてもhappyになった。ちなみに、この弁当は4月30日までの販売で、おにぎりといなりずしに鶏肉などヘルシーなおかずを合わせた「春を呼ぶ~春告げトリ弁当」と、ちらしずしに桜でんぶ、タケノコをのせた「春のお便り弁当」の2種類があるのだが、この時期にぴったりな具材とセンスの良すぎるタイトルから、食べた人はhappyにならざるを得ないだろう。