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2017.06.14 update.

大村博士が御神木植樹 地域の発展願う

山梨日日新聞社 | 2017年5月7日掲載

韮崎・若宮八幡宮で祭典 大村博士が御神木植樹 「敬神」と命名 地域の発展願う

韮崎市若宮1丁目の若宮八幡宮(藤原武男宮司)は6日、境内に新たな御神木を植える植樹祭を行った。同市出身でノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授が植樹。神社関係者、地域住民ら約150人が、地域の新たなシンボル誕生の様子を見守った。〈礒村遼平〉

新しい御神木は、高さ約1・5メートルの「オガタマノキ」で、境内西側の金刀比羅神社の隣に植えた。大村さんが「敬神」と命名。大村さんが日頃大切にしているという、神を敬い、先祖をあがめるとの意味の言葉「敬神崇祖」から引用した。オガタマノキが古くから神事で使われていることなどを説明する看板も設置した。

市内の女子児童が童女を務め、御神木の成長と地域の平和を祈念。神楽殿では茶会が開かれ、参拝者に敬神をデザインした木製のお守りも渡された。

植樹前に拝殿で行われた祭典には、同市の内藤久夫市長や、大村さんら関係者約30人が出席。藤原宮司が祝詞を読み上げ、出席者が玉串を奉納した。

藤原宮司は「守り神として、地域が発展するよう願いを込めて植えることにした。無事に植樹を終えられた。ありがとうございました」とあいさつ。大村さんは「(植樹をしたのは)誠に光栄なこと。御神木が無事に育ち、神社の発展とともに地域の皆さんの幸福が増せばいい」と話した。

同神社は、鳥居の左右に市の天然記念物にも指定された2本のクロマツ「鶴亀松」があったが、2015年末に枯死。御神木が不在となっていた。住民らから地域のシンボル復活を願う声が寄せられ、新たな御神木の植樹を検討していた。

【写真説明】オガタマノキを植樹する大村智・北里大特別栄誉教授

【写真説明】植樹祭で御神木の成長を祈念する童女=いずれも韮崎市若宮1丁目

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VOICE!ヒカリ 19歳 大学生 山梨県

私と同じ山梨県出身の大村博士の記事に思わず目がいった。大村博士は地元韮崎市に温泉施設や美術館を設立するなど、地域をとても大切にしていることでも有名である。ノーベル賞を受賞してからも、自分の生まれ育った地域に貢献しようとさまざまな取り組みを行うことはとても素晴らしいと感じ、県民として誇りに思った。

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