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2017.07.18 update.

今井後半伸び 自己最高2位

信濃毎日新聞社 | 2017年6月26日掲載


今井後半伸び 自己最高2位

後半の伸びが抜群だった。女子200メートルの今井は後半の100メートルで順位を上げて2位に入った。日本選手権では自己最高順位を飾ったが、「自己記録(23秒68)に届かなかったのが悔しい」と今井。笑顔の中にも悔しさをにじませた。
今井は優勝した市川の一つ外側の7レーン。市川が序盤から加速し、7連覇を狙った5レーンの福島が追った。コーナーの出口で2人に並ばれる形となったが、「2人が来るのは分かっていたので、硬くなることはなかった」。後半の直線は自分の走りに徹し、力強い腕振りからぐんぐんと加速した。

好調の要因は「しっかり考えることができるようになった」ことだ。昨冬の練習から日誌を書き始め、その日の天気や練習内容、感覚などをつづっている。「過去の練習を見直すことで、気持ちの波が少なくなった」と、自分自身を客観視できるようになったことが大きい。

短距離2冠を達成した市川は同学年で、学生時代から競い合ってきた。市川の活躍に刺激を受け、今井は「1位との差はまだまだ大きい。もう一度ライバルと呼んでもらえるように頑張りたい」と力を込めた。

この記事でHAPPYな気持ちになったら

VOICE!関島友里佳 19歳 短期大学生 長野県

私が高校生の時に同じ陸上競技場で練習をしていた今井選手が、日本選手権で自己最高の2位を記録し、表彰台に登ったことに感動を覚えました。長野県を拠点としている選手が大きな大会で好成績を収めると、長野県全体の陸上が盛り上がるので、陸上競技に携わる私もとてもうれしいです。この記事を読み、あこがれの選手が近くにいるうれしさとともに、これからももっと陸上を頑張ろうという気持ちが芽生えました。

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