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2017.08.24 update.

重文6年ぶり“再会”

上毛新聞社 | 2017年7月16日掲載

重文6年ぶり“再会” 歴史博物館が本格オープン

3月から休館していた県立歴史博物館(高崎市綿貫町)が15日、グランドオープンした。国重要文化財の展示を6年ぶりに再開、関係者は本県の歴史、文化を次代に伝え、来場者の知的好奇心を満たす施設の新たなスタートを祝った。
来場者は昨年7月に新設された東国古墳文化展示室に並んだ国重文の「埴輪(はにわ)  連座する三人童女」や「埴輪 あぐらを組み合掌する男子」をじっくりと見学していた。母親と一緒に訪れた茂木七海さん(20)=伊勢崎市=は「群馬は貴重な文化財に恵まれていることを誇らしく思う」と話した。
開館を記念して、地元の高崎岩鼻小マーチングバンドが演奏。県内のゆるキャラが登場し、来場者を出迎えた。
同館は2011年、国重文に水滴を落とす事故を起こした。14年10月に休館して24億円かけて改修。昨年7月の新装開館後、1年かけて温湿度の管理状況を確認し、文化庁との調整の上、収蔵する重文の展示を再開した。

展示物をじっくりと見学する来場者

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VOICE!まる 26歳 会社員 群馬県

高崎市にある県立歴史博物館は、小学生の頃に社会科見学で訪れたことがある。群馬県は古墳(はにわ)が多く、埴輪をはじめとする貴重な副葬品が多数出土している。教科書にも載るような文化財を身近に感じられる場が戻ってきたことをうれしく思う県民も多いことだろう。歴史博物館を訪れたことのない子どもたちには、ぜひ足を運び、群馬が誇る文化に触れてほしいと思う。私もまた行ってみたい。

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