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2017.10.04 update.

キリン冬真 宮崎へ“婿入り” 熊本市動植物園

熊本日日新聞社 | 2017年9月20日掲載

熊本市動植物園(東区健軍)は11月からマサイキリンの冬真[とうま](雄1歳)を、宮崎市フェニックス自然動物園に貸し出す。マサイキリンは国内に9頭しかおらず、繁殖のため“婿入り”する。
冬真は昨年1月に誕生。現在は体長3・5メートル、体重500キロで、人間で言えば小学生低学年程度。5歳から繁殖の適齢期を迎えるが、マサイキリンは大きくなると移動が難しくなるため、離乳後に“婿入り”させるという。
国内でマサイキリンを飼育しているのは、熊本市動植物園を含めて4園。宮崎市フェニックス自然動物園は5歳の雌1頭のみで、冬真の誕生後からラブコールがかかっていた。
熊本市動植物園には冬真のほか、父親のリキ(雄9歳)と小春(雌10歳)、秋平(雄1歳)の4頭がいる。「リキも静岡から借り受けて繁殖に成功した。冬真も婿入り先で大人に成長して、新しい命を育んでほしい」と話している。(高橋俊啓)

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VOICE!ゆであずき 21歳 大学生 熊本県

熊本地震の影響で部分開園が続く熊本市動植物園ですが、園内の動物たちはしっかり成長していることにうれしくなりました。マサイキリン冬真誕生のニュースは昨年、熊本地震の影響で落ち込む気持ちを少しばかり楽にしてくれたことで覚えがありました。これからどんどん大人に成長していくことを踏まえ、早めに婿入り先に移動しなくてはいけないことはキリンならではだと思いました。少し寂しくもありますが、元気に安全に宮崎へ向かってほしいです。きっとかわいいお嫁さんが首を長くして待ってます! 動物の移送は牛や豚しか見たことがないので、キリンはどのような方法で行われるのかにも注目したいです。

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