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2017.10.17 update.
豊後高田市が大塚製薬と健康大学 初回テーマ 大切な高齢者の水分補給 参加者には記念品も
豊後高田市は9月29日、大塚製薬(東京都)と協力して健康大学を開校した。昨年10月に市は県内自治体で初めて同社と包括連携協定を締結。豊富な人脈やノウハウを生かして健康なまちづくりに取り組むことにしており、本年度、市民対象に無料の公開講座(計6回)を開いて健康寿命の延伸を目指す。
この日、市内美和の健康交流センター花いろで開校式と第1回講座があり、市民約100人が出席。同社福岡支店大分出張所の森岡剛さん(53)が「高齢者の水分補給の大切さ」をテーマに講演した。
森岡さんはユーモアを交えながら人間が1日に必要な水分量は2・5リットルであることを紹介。「高齢者は喉が渇きにくくなるが、摂取量が少ないと血液の流れが悪くなって病気にもつながる。小まめに水分を取ってほしい」と呼び掛けた。
市内草地の芝上ユキ子さん(70)は「話が面白くて勉強になった。次回も参加したい」と喜んでいた。
希望する講座のみの参加も可能。毎回、参加者には記念品が配られ、全6回皆勤すると健康食品がもらえる。2回目は24日午前10時から同センターでジョギング講座があり、大分市陸上競技協会長の河野信治さんが指導する。
問い合わせは豊後高田市子育て・健康推進課(TEL0978・22・3100)へ。 (佐藤章史)
【写真説明1】熱心に話を聞く参加者=豊後高田市美和の健康交流センター花いろ
【写真説明2】高齢者の水分補給の大切さを伝える講師の森岡剛さん
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VOICE!さやぴ 20歳 大学生 大分県
平均寿命が世界トップクラスである日本にとって健康寿命に着目した取り組みは、高齢者が社会でさらに活躍できる機会を増やすことにもつながる、とても興味深いものだと思いました。第2の人生を送るなかで“どれだけ長生きできるか”だけではなく、“どれだけ健康で長生きできるか”という健康寿命を延ばすことが、高齢者の毎日の生活の楽しさや生きがいになるのではないかと考えています。また企業と連携して行うことで、それぞれの専門家から適切なアドバイスがもらえることにも魅力を感じました。