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2017.12.13 update.

ワインツーリズム秋 10回目 産地の恵み 巡り味わう 2日間、60社協力1700人集う

山梨日日新聞社 | 2017年11月12日掲載

 県内のワイナリーを巡る恒例の「ワインツーリズムやまなし2017秋」が11日、始まった。2008年に始まったイベントは今年で10回目。県内外から訪れたワインファンが秋空の下、ブドウ畑が広がる景観や造り手との交流を楽しみ、解禁されたばかりの新酒「山梨ヌーボー」などを味わった。〈山本昂輝〉

 ワインを生かしたイベントなどを企画する一般社団法人「ワインツーリズム」(大木貴之代表理事)が主催。今年は参加費5千円を支払った約1700人が訪れる予定で、2日間で約60社のワイナリーが協力している。

 11日は甲州、山梨両市が対象エリアで、参加者はワイナリーの場所などが掲載されたガイドブックを手に、徒歩や循環バスでお目当ての場所を訪れた。醸造家からワインの特徴について説明を受け、試飲コーナーでワインを飲み比べてイベントを満喫した。

 毎年参加している東京都荒川区の会社員滝口法子さん(44)は「さまざまなワイナリーを巡ることができる良い機会。2日間で15カ所以上は回りたい」と話した。千葉県習志野市の公務員丸山正浩さん(50)も「海外のワインと比べても山梨のワインはレベルが高い。同じ甲州種ワインでもそれぞれ味が違い、飲み比べるのが楽しい」と笑顔だった。

 12日は笛吹、甲府、甲斐の3市を対象に行う。

【写真説明】紅葉したブドウ棚の下でワインを楽しむ「ワインツーリズムやまなし2017秋」の参加者

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VOICE!ヒカリ 20歳 大学生 山梨県

 今回、私もワインツーリズムにボランティアとして参加したので、記事を読み、大規模なイベントなんだと改めて思った。県内外から、山梨のワインを求めて本当にたくさんの人が訪れているのを見て、ワインは地元をプロモーションできる名産だと誇らしく感じた。地域が一丸となって観光産業を盛り上げるこの取り組みを今後も応援していきたいと思う。

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