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2018.02.05 update.
パレード3万人祝福 全国Vの前橋育英高サッカー部
「日本一おめでとう」「感動をありがとう」―。第96回全国高校サッカー選手権大会で初優勝した前橋育英高男子サッカー部をたたえるパレードが21日、前橋市の中心商店街で行われた。21度目の挑戦で悲願を達成したイレブンの勇姿を一目見ようと、子どもからお年寄りまで約3万人(同市発表)が集まった。
山田耕介監督と田部井涼・前主将が乗ったオープンカーを先頭に、広瀬川に架かる比刀根橋を出発。ダンス部と吹奏楽部が華麗な演奏と踊りで花を添え、金メダルを首に掛けた選手27人は沿道からの声援に笑顔で手を振りながら約1キロを歩いた。
パレード後に前橋テルサで山本龍市長が前橋市民栄誉賞を授与し、「くじけずにたゆまぬ努力を続けてきた結果。市民の励みになる」と述べた。山田監督は「これからも勇気と感動を与えられるようなチームづくりをしたい」と応じた。
中央イベント広場で祝勝イベントを開き、愛称のタイガー軍団らしく黄色と黒のだるまに選手一人一人が目を入れた。田部井前主将は「これほど多くの方が応援してくれていたんだとあらためて実感した。感謝の言葉しかない」と感激した様子で話した。
【写真説明】市民に祝福され、パレードする前橋育英高イレブン=前橋市の中央通り商店街
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VOICE!まる 26歳 会社員 群馬県
全国高校サッカー選手権大会で初優勝した前橋育英高男子サッカー部。名門と呼ばれ、多数のプロ選手を輩出しながらも「頂点」になかなか届かなかった。2年連続決勝戦の舞台に立ち、「今年こそはどうか・・・!」と願う群馬県民も多かったことだろう。
劇的な勝利を収め、悲願を達成した山田監督と選手たちを一目見ようと集まった人の多さから、どれだけ県民の期待が大きく、県民に感動を与えたかが分かるだろう。彼らに勇気をもらったOBの1人として、私も誰かに勇気を与えられるような存在になりたい。