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HAPPY NEWSハッピーニュース
2016.03.17 update.
青ガエル 愛され引退 ありがとう お疲れさま
国内で唯一現役を続けていた熊本電鉄(本社・熊本市)の5000形車両、通称「青ガエル」が14日、営業運行を終え、誕生以来約60年の歴史に“ピリオド”を打った。上熊本駅発の最終便が午後8時59分、車両基地の北熊本駅に到着すると、鉄道ファンから「ありがとう」「お疲れさま」の声が上がった。
この日は駅構内での撮影会の間などを除き、両駅間を26往復。定員130人の車両は終日にぎわい、北熊本駅には一目見ようと約1500人が詰め掛けた。
青ガエルは1957年製。東急電鉄(東京)で活躍後、85年から約31年間、熊本電鉄で熊本都市圏住民の足を支えた。今後は同駅構内で保存され、イベントなどに活用される。(文・林田賢一郎、写真・大倉尚隆、武田文男)
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VOICE!happy news特派員・山中 祥英 20歳 学生 熊本県
先日、青ガエルが引退しました。東京で約30年間、熊本で約30年間、計60年間本当にお疲れさまでした。青ガエルは1950年代に登場し、現在まで多くの人を目的地まで運んできました。これまでいろいろな景色を見てきたのだと思います。最終便にはこれだけ多くの人が詰めかけて、みんなに愛されていたということが伝わりました。青ガエルは車体が独特の形をしていて緑なので遠くから見ても目立つなと感じました。引退するのは寂しいですが、またどこかで会えるのを楽しみにしています。