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2016.04.28 update.

中高生ら練習に熱

福島民友新聞社 | 2016年3月22日掲載

県内の中高生がプロの劇作家、音楽家らの指導を受けて26日公演に向けて創作活動しているミュージカル「タイムライン」の公開練習が21日、いわき市で行われた。同日、稽古風景の一部が報道陣に公開された。

県の事業「チャレンジふくしまパフォーミングアーツプロジェクト」で、県内の中学1年生から高校3年生まで計34人が出演する。同日の練習には、27人が集まった。

公開練習では、劇作・演出の講師を務める藤田貴大さんと音楽分野講師の大友良英さん(福島市ゆかり)らが指導に当たった。練習に参加した東日本国際大付属昌平高通信制課程2年の佐藤真喜子さん=大熊町から南相馬市に避難中=は「被災地の福島で過ごす私たちにも、他の地域の10代と変わらない時間を過ごしていることを表現できれば」と本番に臨む気持ちを話した。

同事業は、生徒たちに作品を作る達成感や素晴らしさなどを感じてもらおうと昨年5月に始まった。生徒たちの話し合いや藤田さんらとの対話などを通じて、台本と楽譜が完成。生徒たちは劇作家平田オリザさん(監修)ら講師の下で、30回を超す練習を重ねている。

公演は福島市の県文化センターで2回行われ、2回目(午後5時~同6時30分)の申し込みを受け付けている。1回目は受け付けを終えた。入場無料(事前申し込み必要)。申し込みはホームページ(http://www.fukushima‐performingarts.jp/)など。

いわき公演も検討

県によると、ミュージカル「タイムライン」の公演は、いわき市での開催も検討しているという。

タイムラインの公開練習

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VOICE!happy news特派員・とめこ 20歳 大学生 福島県

これはプロの劇作家と県内の中高生が一緒になって創るミュージカル「タイムライン」の公開練習が行われたという記事である。県内の中学1年生から高校3年生までのまだまだいろんな可能性を秘めている生徒たちと平田オリザさんや大友良英さんなどのプロとが一緒になって創る舞台で、どんな化学反応が起きて、どんなものが生まれるのかとても知りたいと思った。また、これをきっかけに演劇に興味をもつ人が増えればいいと思う。

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