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2017.07.05 update.
手のりセキレイ 人気 高崎
高崎中心街にある薬店に飛来し、人の手の上で餌をついばむ野生のハクセキレイ=写真=が話題になっている。
3年前の冬、ドゥーラックドラッグ高崎店の店頭に、足を痛めて衰弱した雄が飛んできた。代表の五十嵐敏明さん(66)が餌を与えたところ、毎日のように“来店”するように。その約2カ月後に連れてきた雌は自動ドアを器用に開け、五十嵐さんの手に乗って餌を受け取る。
初夏の子育て期間中、つがいは1日80回以上訪れ、昆虫の幼虫「ミルワーム」をせっせと巣に運ぶ。昨年には「お嬢さん」と名付けられた雌が、巣立ちした3羽と一緒に現れた。
日本野鳥の会県支部によると、ハクセキレイはセキレイ科の留鳥で全国各地に生息する。人の手に乗るのは珍しいという。
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店頭で足を痛めて衰弱したハクセキレイに餌をやり始めたことが、“来店”のきっかけになった。
店の代表者に助けられた雄のハクセキレイは、今では雌を引き連れてつがいで来店している。巣立ちした子どもたちも一緒に訪れていることから、お気に入りの店として来ているようだ。
写真は手にのるハクセキレイの様子がはっきりと捉えられている。高崎市内の中心街ではさっそく話題になっており、助けられたお礼に、ハクセキレイが幸せを運んでくれている。