ニュースパーク(日本新聞博物館)は2022年3月15日(火)からミニ展示「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から11年」を開催します。
当館は昨年4~9月の会期で企画展「伝える、寄り添う、守る―『3・11』から10年」を開催しました。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の地元紙の報道や取り組み、関東大震災(1923年)から北海道胆振東部地震(2019年)までの災害発生時のデマ・流言を伝えた紙面を紹介したほか、新聞社の防災・減災に向けた活動も取り上げました。
10年は節目ですが、10年たったからといって何かが劇的に変わるわけではありません。被災地では復興への歩みを重ねる一方、高齢化やなりわいの担い手不足をはじめ多くの課題が存在します。福島では帰還、処理水の海洋放出、廃炉などの問題があります。むしろ、10年が過ぎ、人々の記憶や関心が薄れ、風化が懸念されます。こうした中、地元紙は毎日、被災地の姿、そこで暮らす人々の思い、復興への課題を伝え続けています。その様子の一端をご紹介します。
日時 | 2022年3月15日(火)~4月3日(日) |
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開館時間 | 10:00~16:30(入館16:00まで) ※新型コロナウイルス対応 |
休館日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日) |
会場 | 3階常設展示室「新聞ギャラリー」コーナー |
2024年5月9日から引き続き、感染症対策を実施しています。
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