太平洋戦争終結から80年目の夏、横浜のニュースパーク(日本新聞博物館)で企画展「戦後80年・昭和100年 報道写真を読む『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ」が開催されています。この展示と連動して、戦争に巻き込まれた動物たちの姿を集めた写真集が発売されます。馬、犬、ハト、ゾウ、ラクダ、猫......。毎日新聞社が所蔵する貴重な戦中写真6万枚をデータベース化した「毎日戦中写真アーカイブ」と連携し、軍馬や軍犬、軍鳩、その他にも戦時の人間を支え、癒やした動物たちの姿を現代に伝えます。企画展や本をとおしてミライ世代に平和について考えてもらうため、動物写真家・岩合光昭さんをゲストにお迎えしてイベントを開催します。
なぜ動物たちは戦争に巻き込まれたのか、誰も止める人はいなかったのか。岩合さんのお話を中心に、東大・渡邉英徳研究室によりカラー化・動画化された動物たちの姿から80年前のできごとの体験、動物たちの写真を撮影したカメラマンの足跡を追った貴志俊彦・京大名誉教授のお話を通して、戦争を支えた構造や情報のあり方についても考えます。AIやVRといった技術を体験することで、現代における情報との付き合い方を考えることもできます。ミライ世代の参加をお待ちしています。
日時 | 2025年7月27日(日)13:00~15:00(開場12:30) |
---|---|
場所 | ニュースパーク(日本新聞博物館)2階イベントルーム、企画展示室 |
内容 | 12:30 受付開始 AI、VR実演(企画展示室)
13:00 『動物たちがみた戦争』トーク 渡邉 英徳・東京大学大学院情報学環教授 貴志 俊彦・ノートルダム清心女子大教授(京大名誉教授) 中島みゆき・毎日新聞記者/東京大学大学院情報学環客員研究員 高橋 恒星・光文社編集者(オンライン) 13:45 休憩(AI・VR体験、書籍販売) 14:00 岩合光昭さん講演「『平和』は幸せの土台 ネコもライオンもクジラもヒトも。」 (トーク、質疑込みで1時間) 15:00 イベント終了 16:00 書籍販売(ホワイエ)、体験(企画展示室内)終了 17:00 博物館閉館 |
参加 | 無料(別途入館料が必要) |
主催 | 東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室、毎日新聞社、光文社 |
申し込み | 参加ご希望の方は、東京大学大学院情報学環学際情報学府が作成したPeatixのページから、お申し込みください。 https://animals-in-war.peatix.com/ |