情報社会と新聞

現代に生きるわたしたちは、たくさんの情報に囲まれた「情報の森」の中で暮らしていると言えます。デジタル技術で人と人の新しいつながりが生まれる一方、間違った情報や不確かな情報もあふれています。そうした現代社会の中で、より確かな情報を届けるために日々努力しているのが新聞であり、新聞記者です。ここでは、現代の情報社会の特徴を学び、新聞の役割を考えます。

情報タイムトンネル

人類の情報化の歴史を、映像と音で体感していただきます。現代に近づくにつれて、情報の量が爆発的に増えており、わたしたちが大量の情報の中で暮らしていることが分かります。

情報社会とわたしたち

「情報の森」を冒険するには、情報が届く仕組みを知るとともに、情報を見きわめ、冷静につきあう姿勢を身に着けることが必要です。まちがった情報によって起きたさまざまな問題をふり返りながら、情報に振り回されない方法について考えます。展示内容のサブテキストもあります。家庭や学校でも活用ください。「ちがいを見てみよう」のコーナーでは、同じ出来事を取り上げた各紙の紙面や昔話をモチーフにした「日本メディアばなし」で、複数の情報を比べることの意味を学びます。

現代の新聞とジャーナリズム

大量の情報があふれる現代社会で、信頼される情報を届けるのが新聞の仕事です。何度も情報のチェックを重ね、正確で分かりやすいニュースを発信するとともに、インターネットの検索だけでは世に出ない事実を掘り起こし、人々に伝える役割を担っています。そうした役割を果たせるように日々努めている新聞記者の仕事を紹介します。

新聞協会賞アーカイブ

過去の「新聞協会賞」受賞作品を検索し、作品概要や受賞報告をお読みいただける「新聞協会賞アーカイブ」端末もあります。新聞協会賞は、1957年に設けられ、編集、経営・業務、技術の3部門で顕著な功績をあげた新聞人に贈られます。2020年からの経営・業務部門は「新聞経営賞」に、技術部門は「新聞技術賞」に改称しました。