「地域の編集2020-2021 コロナ禍におけるローカルメディア」終了

2021.03.09 イベント情報

2019年10月~12月、ニュースパーク(日本新聞博物館)は企画展「地域の編集――ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」を開催しました( 特設サイト企画展概要 ) 。全国各地で「ローカルメディア」と呼ばれる洗練された紙メディアをつくり、人と地域のつながりを生み出している人たちが若者を中心に増えていることに着目した企画でした。各地からローカルメディアを100点以上、実際に手に取れる形で展示するとともに、地域の課題解決など新聞社のコミュニティーに関わる様々な取り組みも紹介。会期中、シンポジウムやワークショップを交え、地域におけるメディアや「コミュニケーションデザイン」の在り方を考えました。

2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちの社会生活は一変してしまいました。特に緊急事態宣言下では外出自粛が要請され、街を歩き、人と会い、肩を寄せ合うというコミュニケーションの原点ともいえる活動が制約されました。その状況下、ローカルメディアや新聞社はどのように対応し、地域のコミュニケーションを支えてきたのでしょうか。19年の企画展では紹介できなかった新聞社とローカルメディアの連携事例も交えつつ、2020~21年の「地域の編集」を考える、オンラインとリアルのハイブリッドなイベントを開きます。

【日時】
2021年3月28日(日)午前10時~正午

【会場】
横浜会場:ニュースパーク(日本新聞博物館)イベントルーム(定員30人)
オンライン:ビデオ会議システム「Zoom」を使ったオンラインイベント(定員50人)
※どちらの方法でも同じ内容を聞くことができます。
※新型コロナ感染状況によっては、オンラインのみでの開催となることがあります

【コーディネーター、スピーカー】
*コーディネーター

影山裕樹氏 合同会社千十一編集室代表、『ローカルメディアのつくりかた』著者。2019年の企画展「地域の編集」企画協力者

*スピーカー

さのかずや氏
ウェブメディア「オホーツク島」運営者、株式会社トーチ代表
関口 昌幸氏
横浜市政策局共創推進課担当課長、民・学・官が連携した新型コロナウイルス感染症に対応するプラットフォーム「おたがいハマ」などを担当
北原まどか氏
NPO法人森ノオト代表、横浜のウェブメディア「森ノオト」運営
龍  太郎氏
京都新聞社メディア局デジタルビジネスセンター、ローカルメディア「ハンケイ500m」と共同して「ハンケイ京都新聞」を運営
福間 慎一氏
西日本新聞社 編集局 クロスメディア報道部デスク・記者兼経営企画局 新メディア戦略室、読者の依頼に応じるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」担当
仲俣 暁生氏
フリー編集者、「マガジン航」編集発行人、大正大学客員教授、編著に『編集進化論』(フィルムアート社)
小野たまみ氏
神奈川新聞社経営戦略本部部長、「カナロコ」の立ち上げなどに携わる

【構成】
▼冒頭報告(影山氏) 15分
2019年の企画展を振り返るとともに、2020年度のローカルメディアの現状を報告、今回の目的を説明します
▼前半:「ローカルメディア、地方紙はコロナ禍の今(事例報告)」 計60分
(さの氏、関口氏、北原氏、龍氏、福間氏)
Zoomで各地を結んで、2020年~21年にかけての現状、特に新型コロナによる影響とその対応を報告いただきます。ローカルメディアとともに地域社会のコミュニケーションを支える、新聞社の地域に根差した事業についても現状を紹介します。
▼後半:「ローカルメディアはコロナ禍を超えて(質疑応答・意見交換)」 45分
(影山氏、北原氏、仲俣氏、小野氏)
前半の事例報告に関する質疑応答とともに、横浜会場に集まった4人の登壇者を中心にコロナ禍のローカルメディア、地方紙の今後と可能性について意見交換します。

【参加料】
無料 ※横浜会場は別途入館料をいただきます(一般400円)

【申し込み方法】
Peatixの受付ページまたは、メール、往復はがきでお申し込みいただきます。
〈Peatix〉 https://peatix.com/event/1836209/
メール、往復はがきの場合は、住所、お名前、電話番号またはメールアドレスと、参加方法(オンラインまたは横浜会場)を明記の上、次の宛先にお送りください
〈メール〉npevent@pressnet.jp
〈はがき〉〒231-8311 横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
ニュースパーク 「地域の編集」係
問い合わせ先電話番号 045-661-2022

以 上