企画展「地域の編集――ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」終了

終了

2019年10月~12月、当館は企画展「地域の編集――ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」を開催しました。全国各地で「ローカルメディア」と呼ばれる洗練された紙メディアをつくり、人と地域のつながりを生み出している人たちが若者を中心に増えていることに着目した企画でした。

各地からローカルメディアを100点以上、実際に手に取れる形で展示するとともに、地域の課題解決など新聞社のコミュニティーに関わる様々な取り組みも紹介。会期中、シンポジウムやワークショップを交え、地域におけるメディアや「コミュニケーションデザイン」の在り方を考えました。

最終日に行ったシンポジウムでは、ローカルメディアと新聞社の方が一堂に会して、地域のコミュニケーションのあり方を討議しました。その成果を踏まえ、シンポジウムで「年に1回は、ローカルメディアと地方紙の取り組みを共有できるようなイベントを開催しましょう」と約束し、当館は継続してローカルメディアや新聞社の地域連携の動きをウオッチすることとしました。

2019年の企画展特設ページ

2019年のワークショップ「YOKOHAMA MEME byニュースパーク」

ワークショップの公開プレゼンテーション(動画)

地域の編集2020―21 コロナ禍におけるローカルメディア


会 期 2019年10月5日(土)~12月22日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会 場 日本新聞博物館 2階 企画展示室
企画協力 影山裕樹氏(千十一編集室)/アートディレクション 尾原史和氏(ブートレグ)

このデジタル時代に、各地で洗練された紙メディア(ローカルメディア)をつくり、人と地域のつながりを生み出している人たちが増えています。新聞社の活動にも、まちづくりに乗り出したり、地域の住民とともに防災プロジェクトに取り組んだりと、新しい展開がみられます。

本展では、そんなローカルメディアが織りなす読者との新しい"コミュニケーションの仕掛け"の工夫を紹介します。併せて、地域の課題解決に参画する試みや新聞ならではの問題提起型報道、従来から人をつないできた「投書」など、新聞社の取り組みを紹介します。

会期中は、ワークショップ「YOKOHAMA MEME by ニュースパーク」や各種イベントも開催します。詳細は特設サイトをご参照ください。

イベント(会場は全て日本新聞博物館2階イベントルーム)
※イベントはいずれも参加費無料(博物館入館料が必要。会期中2回目以降のイベント来館は100円引き)

1.オープニングトークイベント 詳細はこちら

「全国各地に広がるローカルメディア」

日時 2019年10月5日(土)14:00~16:00
出演 影山裕樹氏(編集者/千十一編集室)、幅允孝氏(BACH、 ブックディレクター)、田中佑典氏(LIP/生活藝人)、尾原史和氏(ブートレグ)
定員 150人(先着順、予約不要)

2.関連イベント 詳細はこちら

全国まわしよみ新聞サミット@ニュースパーク

日時 11月2日(土)13:00~17:00
出演 陸奥賢氏(まわしよみ新聞発案者)、山口覚氏(津屋崎ブランチ代表)
定員 70人(予約制)

3.クロージングイベント

日時 12月22日(日)14:00~18:00
出演 さわだいっせい氏(YADOKARI)、篠原慎一郎氏(神奈川新聞専務取締役)、北原利行氏(電通メディアイノベーションラボ研究主幹)、鍋島裕俊氏(折込広告文化研究所代表)、影山裕樹氏(千十一編集室)
定員 150人(先着順、予約不要)

14:00からワークショップの公開プレゼンテーションを行い、引き続き、企画展のクロージングイベントを行います。

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