企画展関連イベント情報

2022.05.03 イベント情報

2022.05.13 更新
:  
2022.08.04 更新

企画展「沖縄復帰50年と1972」「近代日本のメディアにみる怪異」では、複数の関連イベントを予定しています。それぞれ詳細が決まり次第、こちらでご紹介いたします。

これから予定しているイベント


企画展「沖縄復帰50年と1972」関連

企画展「近代日本のメディアにみる怪異」関連


企画展「沖縄復帰50年と1972」関連

座談会「地元紙が伝える沖縄 これまでと今、そしてこれから」

※終了しました

日時 6月11日(土)午後2時~3時30分
登壇者 沖縄タイムス社取締役編集局長 与那嶺一枝氏
琉球新報社取締役編集局長 松元 剛氏
司会 = 公益財団法人新聞通信調査会常務理事・事務局長 河原 仁志氏

沖縄の日本復帰から50年を迎えました。この間、地元紙の取材・報道はどう変わってきたのか、あるいは変わらないことは何か。地元紙である沖縄タイムス、琉球新報の編集局長にお話しいただきます。また、現在の沖縄を報じる上で、沖縄戦、米軍基地問題は切っても切り離せません。これらを伝える上での意識や工夫、次世代の記者にどう伝承しているかという視点も語っていただきます。今後の報道の展望や地元紙の使命にも触れていただきます。司会は元共同通信社編集局長で、「沖縄をめぐる言葉たち」(2020年)、「沖縄50年の憂鬱」(2022年)などの著書がある河原仁志氏(新聞通信調査会常務理事・事務局長)にお務めいただきます。

報道写真家・石川文洋さん講演会「沖縄復帰50年のいま、語りたいこと」

※終了しました

日時 7月24日(日)午後2時~3時30分

ベトナム戦争の従軍記者で知られる沖縄県出身の石川文洋さんは沖縄の日本復帰当時、朝日新聞社に所属していました。ご自身が撮影した写真などを紹介しながら、沖縄復帰50年への思いとともに、あらためて「戦争」について語っていただきます。

シンポジウム「本土の読者に沖縄をどう伝えるか」

※終了しました

日時 7月31日(日)午後2~4時
登壇者 朝日新聞社編集局編集委員兼論説委員 谷津憲郎氏
沖縄に2度赴任(2002~05年、11~14年)し、沖縄国際大への米軍ヘリ墜落(04年)、辺野古埋め立て承認(13年)などを取材。連載「復帰50年 基地はなぜ動かないか」などを担当。

毎日新聞社那覇支局長 比嘉洋氏
沖縄県北谷町出身。2013年4月から西部本社報道部で九州と沖縄を往復しながら、沖縄戦や米軍基地問題を取材。22年4月から那覇支局長。

共同通信社那覇支局長 儀間朝浩氏
沖縄県南城市知念出身。1993年から外信部に配属され、ニューヨーク支局、イスラマバード支局などに勤務。イラク戦争では米軍に従軍。20年8月から那覇支局長。

神奈川新聞社統合編集局編成部 田中大樹氏
沖縄タイムスにかつて在籍し、沖縄戦や米軍関連の事件事故を取材。神奈川新聞に移り、企画「時代の正体」などで沖縄復帰50年をはじめ沖縄に関する情報を発信。

司会=上智大学文学部新聞学科教授 音好宏氏
札幌生まれ。学生時代、大田昌秀・琉球大学教授の書生的立場でその調査・研究に従事。専門はメディア論・情報社会論。07年より現職。13年より同大メディア・ジャーナリズム研究所長。

※谷津氏、田中氏、音氏は会場から、比嘉氏と儀間氏は沖縄からオンラインでのご登壇

敗戦後、沖縄は本土と切り離され、27年間に及ぶ米軍統治下に置かれました。「核抜き本土並み」が掲げられた沖縄の復帰ですが、様々な面で本土との格差は解消されず、特に米軍基地の負担が沖縄に集中する状況が続いています。その一方で、米軍基地に関する本土と沖縄の認識の差についても様々な調査が浮き彫りにしています。この5月に毎日新聞と琉球新報が実施した世論調査では、米軍専用施設面積の7割が沖縄に集中している現状を、沖縄県民は「不平等だと思う」が61%・「やむを得ない」が30%だったのに対し、全国は「不平等」が40%・「やむを得ない」が35%と、認識に隔たりがありました。他方で、沖縄米軍基地の問題は、日本の安全保障政策に直結する国家レベルの問題でもあります。

地理的な理由などから、沖縄では県紙以外の新聞が配達されくい独特の新聞事情があります。本土に読者を持つ新聞は、沖縄の問題を伝え、その認識の差を考えてもらう役割を担っています。本土のメディアに在籍する沖縄にゆかりのある記者にお集まりいただき、沖縄を本土に向けどう報じるのかについて考えます。


会場、定員、申し込み方法、参加費(各イベント共通)

会場・定員

会場:ニュースパーク(日本新聞博物館)
メイン会場 2階イベントルーム (定員40人)

オンライン聴講の定員:100人
※本シンポジウムはビデオ会議ツール「Zoom」のウェビナー機能を利用して開催いたします。
※登壇者の皆様には、会場にお越しいただく予定ですが、今後の感染状況次第ではオンラインでの登壇、もしくは、聴講も含めて完全オンライン開催になる場合もあります。

申し込み方法

オンライン参加はイベント検索サービス「Peatix」、会場参加はメール(npevent@pressnet.jp)・Peatixで受け付けます。

※メールの場合は、ご希望のイベント名を明記の上、住所、氏名、年齢、電話番号、人数をご記入のうえ、npevent@pressnet.jpあてお申し込みください。

参加費
  • オンライン参加:各回400円
  • 会場参加:無料(ただし、入館料が必要)
    ※一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料
  • 特別会員・研究会会員の団体関係者、友の会会員は、会場・オンラインいずれの聴講も無料
キャンセルについて
  • オンライン参加
    キャンセルについて、お申し込み後のキャンセルの場合は本サイト「Peatix」を通じて3日前までにご連絡をお願い申しあげます。それ以降のキャンセルはお受けしておらず、すでにお支払いいただいたとしても、参加費の返金はお受けできません。
    「Peatix」でのキャンセル・変更・譲渡につきましては、下記のページよりご確認をお願いします。
    キャンセル・返金についてPeatixページ
  • 会場参加
    前日までにニュースパークまで直接ご連絡ください。

企画展「近代日本のメディアにみる怪異」関連

講演会「近代化と怪異の関係からみる明治の新聞」

※終了しました

明治時代、新聞は妖怪、幽霊などの「怪異」を記事として取り上げていました。そんな時代に、東洋大学の創設者で哲学者の井上円了は、「日本人の心の近代化」を願い、科学的に怪異を否定する「妖怪学」を開講しました。

新聞は当時、なぜ非科学的な怪異記事を載せていたのか。その後、人々の怪異の受け止め方はどう変わり、メディアは怪異をどう扱うようになったのか。メディア史、井上円了の研究者から、それぞれの観点でお話しいただきます。

日時 7月10日(日)午後2時~4時
登壇者 早稲田大学政経学術院 教授 土屋礼子氏
東洋大学井上円了哲学センター 研究助手 長谷川琢哉氏

会場、定員、申し込み方法、参加費(各イベント共通)

会場・定員

会場:ニュースパーク(日本新聞博物館)
メイン会場 2階イベントルーム (定員40人)

オンライン聴講の定員:100人
※本シンポジウムはビデオ会議ツール「Zoom」のウェビナー機能を利用して開催いたします。
※登壇者の皆様には、会場にお越しいただく予定ですが、今後の感染状況次第ではオンラインでの登壇、もしくは、聴講も含めて完全オンライン開催になる場合もあります。

申し込み方法

オンライン参加はイベント検索サービス「Peatix」、会場参加はメール(npevent@pressnet.jp)・Peatixで受け付けます。

※メールの場合は、ご希望のイベント名を明記の上、住所、氏名、年齢、電話番号、人数をご記入のうえ、npevent@pressnet.jpあてお申し込みください。

参加費
  • オンライン参加:各回400円
  • 会場参加:無料(ただし、入館料が必要)
    ※一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料
  • 特別会員・研究会会員の団体関係者、友の会会員は、会場・オンラインいずれの聴講も無料
キャンセルについて
  • オンライン参加
    キャンセルについて、お申し込み後のキャンセルの場合は本サイト「Peatix」を通じて3日前までにご連絡をお願い申しあげます。それ以降のキャンセルはお受けしておらず、すでにお支払いいただいたとしても、参加費の返金はお受けできません。
    「Peatix」でのキャンセル・変更・譲渡につきましては、下記のページよりご確認をお願いします。
    キャンセル・返金についてPeatixページ
  • 会場参加
    前日までにニュースパークまで直接ご連絡ください。

「落語で楽しむ怪談噺~円朝怪談の魅力~」

夏の盛りのひとときに、ニュースパークが怪談噺で涼を提供します! 柳家㐂三郎師匠が口演に続き、企画展でご紹介している怪談噺を得意としていた 円朝落語の魅力と、明治の世にそれを伝えた新聞の「読み物」としての面白さについてお話しします。担当学芸員によるギャラリートークも行います。

江戸時代から続く国民的娯楽・落語では、「怪談噺」も人気の演目です。近代落語の祖と言われる三遊亭円朝(1839~1900)は、「真景累ヶ淵」「怪談牡丹燈籠」などの怪談噺を創作。ラジオも テレビもない時代、その口演速記は「やまと新聞」などの庶民向け新聞に掲載され、人々を楽しませていました。

日時 8月13日(土) 午後3時30分~5時
演目 「真景累ヶ淵~豊志賀の死」
口演 柳家㐂三郎(きさぶろう)師匠
会場・定員

会場:ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階イベントルーム
定員:40人(申し込み先着順、未就学児不可)

申し込み方法

Peatixで受け付けます。

参加費
  • 木戸銭(参加費):一般1,000円、大学生900円、高校 生800円、中学生以下600円、ニュースパーク特別会員・研究会会員・友の会500円(すべて入館料込み)
キャンセルについて
  • キャンセルについて、お申し込み後のキャンセルの場合は本サイト「Peatix」を通じて3日前までにご連絡をお願い申しあげます。それ以降のキャンセルはお受けしておらず、すでにお支払いいただいたとしても、参加費の返金はお受けできません。
    「Peatix」でのキャンセル・変更・譲渡につきましては、下記のページよりご確認をお願いします。
    キャンセル・返金についてPeatixページ

ギャラリートーク

企画展「沖縄復帰50年と1972」と「近代日本のメディアにみる怪異」では、ギャラリートークを実施します。
それぞれの担当者が展示室を案内し、展示資料や展示の意図を説明します。

5月5日(木・祝)午後1時30分~2時「沖縄復帰50年と1972」
午後2時~2時30分「近代日本のメディアにみる怪異」

予約は不要です。開始時刻に2階・ホワイエにお集まりください。

※終了しました


企画展「沖縄復帰50年と1972」ギャラリートーク開催

予約は不要です。13時30分に2階・ホワイエにお集まりください。

日時 8月6日(土)・12日(金)両日とも午後1時30分~2時

「怪異」を取り上げた新聞をやさしく説明――親子ギャラリートーク開催

企画展「近代日本のメディアにみる怪異」の関連イベントとして、8月7日(日)、16日(火)、23日(火)の計3回、いずれも午後1時30分から、親子ギャラリートークを開催します。小学校中・高学年の親子が対象です。

「怪異」に興味を持ったけれども、明治時代の新聞の展示では難しそうだと思ったみなさん、展示を担当した学芸員がやさしく解説しますので、ぜひご参加ください。いろんな色を使った美しい浮世絵版画「錦絵」の見方もわかりやすく解説します。ワークシートを使って、楽しみながら、学ぶことができます。

ご参加の記念として、写真入りの来館記念新聞特別号を差し上げます。

新聞にはニュースだけではなく、いろいろな事が載っています。「怪異」の説明を通して、新聞の歴史や昔の日本の社会にも触れることができます。

ワークシートの設問は、正解を求めるのではなく、お子様の考えを書き込んでもらう内容になっています。

予約は不要です。

ご希望の方は、ニュースパーク(日本新聞博物館)2F企画展示室入口にお集まりください。

日時 8月7日(日)・16日(火)・23日(火)いずれも午後1時30分から

※所要時間は1時間半程度です。
※参加費は無料ですが、入館料が必要となります(一般400円、小中学生以下無料)