教員のための博物館の日
「毎日戦中写真を使ったワークショップ案」

2025.08.08 イベント情報

開催中の企画展「戦後80年・昭和100年 報道写真を読む『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ」の展示物や関連資料を授業等で活用する一例として、ワークショップ案を紹介します。毎日新聞社の特派員が戦時中に撮影した写真を活用し、「特派員の足跡」や「戦争と動物」などをテーマにした調べ学習の第一歩とする狙いです。

「毎日戦中写真」共同研究を担当し、東京大学大学院情報学環客員研究員でもある中島みゆき記者と、「戦中写真」の調査実務を担った佐々木博子記者が、今回の企画展に至るまでの問題意識や研究方法、調査の実際についてお話しします。

「なぜ特派員は危険な戦場に行ったの?」「動物はどうして戦争に巻き込まれたの?」など、素朴な疑問から、調べ学習のテーマとなるような「研究の種」を探し、成果を新聞の形としてまとめるまでのプロセスを、新聞記者としての経験も交えながら紹介します。参加者のみなさんと意見交換しながら、授業等で使えるより実践的なワークショップとなるよう、検討していければと思います。

このイベントは、国立科学博物館の呼びかけで、全国の博物館が行っている「教員のための博物館の日」の事業です。

日時 8月23日(土)午後2時~4時
講師 毎日新聞記者 中島みゆき、佐々木博子
内容 戦時中に毎日新聞特派員が海外で撮影した「毎日戦中写真」6万枚を読み解き、企画展「報道写真を読む」の企画制作に携わった記者が、教育現場での報道写真活用を提案します。
対象 主に教員、学校司書 *一般の方もご参加いただけます。
定員 40人
申し込み Peatixからお願いします
https://peatix.com/event/4523753/view