
毎日新聞社には日中戦争から太平洋戦争にかけて600人余の海外特派員が撮影した約6万枚のネガが保存されています。2022年からこれらのデジタルアーカイブ化を進めるとともに、東京大学・京都大学との共同研究によって背景を読み解き、未来を生きる世代に伝える方法を検討してきました。
本展では、毎日新聞特派員が撮影した戦争の実相を鮮明な画像でご覧いただくとともに、共同研究により開発したデジタルコンテンツも体験していただきます。戦争を直接体験した世代が少なくなるなか、資料を通して若い世代に「自分ごと」として戦争について考えてもらうことができる仕組みを、大学生や大学院生とともに考えてきました。
今年は昭和100年の節目にもあたります。戦争、敗戦、復興、高度成長、バブル、災害、疫病......報道写真は人々の姿を写してきました。戦争とは何か、そして情報とどのように向き合うべきか。「今」の問題として展示をご覧いただけますと、うれしく思います。
※各種イベントを予定しております。詳細が決まりましたら本ページにてお知らせします。
日時 | 2025年4月26日(土)~8月31日(日) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) ※6月2日(月・開港記念日)は開館、6月3日(火)休館 |
休館日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日) |
会場 | ニュースパーク(日本新聞博物館)2階企画展示室 |
主催 | 毎日新聞社 ニュースパーク(日本新聞博物館) 東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室 |
後援 | 神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会 川崎市教育委員会 かながわ人づくり推進ネットワーク |