企画展「海からのメッセージ──海洋環境と報道」終了

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ニュースパークは9月10日(土)~12月25日(日)まで、「海からのメッセージ――海洋環境と報道」(特別協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」)を開催します。

毎日変わらないように見える波の下では、実は大きな変化が起きています。魚の種類の変化やごみの問題、地球温暖化や生物多様性など、海の中には地球の未来を考えるうえでの課題がたくさんありますが、なぜそんな変化が起きているのか、わからないこともいっぱいあります。
本展では、海洋環境にまつわる新聞記事や写真企画を通して、変わりゆく海の現実や、海と暮らし海を守ろうとしている人々の姿をご紹介します。水中取材に使われた新聞社や放送局の機材も併せて展示します。南極観測には海洋をはじめ地球環境の変化を知るために重要な意味があります。観測隊に同行している記者が伝えてきた、南極の昔と今も記事や写真でご紹介します。
次の世代に豊かな海をつないでいくために、いまわたしたちに何ができるのか、いっしょに考えてみませんか。


【企画展概要】

主催 ニュースパーク(日本新聞博物館)
特別協力 船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
後援 神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会

【展示構成】

第1章「記者がとらえた海の底」
水中で撮影された報道写真を中心に展示します。水中取材に使われた新聞社や放送局の機材も併せて展示します。

第2章「海と暮らす人々に寄り添う」
生物多様性と環境汚染の二面から、海と人の暮らしのかかわりに迫ります。海と暮らす人々の生活に起きる問題に寄り添って報道し続ける新聞の役割についても考えます。

第2章‐1「海の幸を食べる 変わる海の生態系」
地域の経済や文化に大きな影響を与える漁業を追った新聞社の連載をご紹介します。日本各地の海で起きる異変について報じる記事も展示します。
第2章‐2「海の豊かさも、人の暮らしの豊かさも守ろう」
公害報道の原点と言われる足尾銅山鉱毒事件や、現在も被害認定が続く水俣病の報道などを展示します。海洋ごみの問題など現在進行形の環境汚染についても記事を展示し、解決に向けて何ができるのかを考えます。

第3章「南極から地球を考えた記者たち」
南極観測隊に同行している記者が伝えてきた、南極の昔と今を記事や写真でご紹介します。南極取材で使った道具も展示します。

【会期、施設情報】

会期 9月10日(土)~12月25日(日)
場所 ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階企画展示室
横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
開館時間 午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
入館料 (常設展含む、税込み)
一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料
※両方の企画展をご覧いただけます

本企画展は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けて実施しています。

新型コロナウイルス感染防止のため、ニュースパークは運営を一部変更しています。
詳しくは「感染防止対策へのご協力のお願い」をご覧ください。